新型コロナウイルス感染症による経済・事業環境の悪化
FY2021-Q1に初出。12回の記載のうち3回が「再掲」。直近の記載はFY2024-Q1。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。173社中110社が悪化側に。
直近の記載が「削除」なのは、ほかに56社。
- FY2024-Q1削除有価証券報告書
「当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、既往の資源高の影響を受けつつも、経済活動は緩やかに持ち直しの動きが続きました。しかしながら、海外の経済・物価動向、今後のウクライナ情勢の展開や資源価格の動向など、先行きは依然として不透明な状況であります。」
当四半期の事業環境説明では、新型コロナウイルス感染症による経済・事業環境の悪化は明示されず、資源高、海外の経済・物価動向、ウクライナ情勢等の記載に置き換わっている。 - FY2023再定義有価証券報告書
「当事業年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による影響が徐々に収束に向かう中、行動規制が緩和されるなど、経済活動は緩やかに持ち直しの動きが続きました。しかしながら、ウクライナ危機の発生による市況価格の更なる高騰など、先行きは依然として不透明な状況であります。」
感染症の影響が徐々に収束へ向かい、行動規制緩和と経済活動の持ち直しを記載する一方、ウクライナ危機による市況価格高騰を先行き不透明の要因としている。 - FY2023-Q3再定義有価証券報告書
「当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による影響が継続する中、経済活動は正常化が進み、景気が持ち直していくことが期待されます。しかしながら、世界的な金融引き締め等を背景とした海外景気の下振れリスクや、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化に伴うエネルギー価格の高騰などから、先行きは依然として不透明な状況であります。」
新型コロナウイルス感染症の影響が続く一方、経済活動の正常化・景気持ち直しへの期待を示す表現に変化した。新たな不透明要因として、世界的な金融引き締め、海外景気の下振れ、エネルギー価格高騰を列挙している。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による影響が長期化する中、ワクチンの普及や政府による経済対策の効果により、経済活動は緩やかに持ち直しの動きが続きました。しかしながら、変異株による感染リスクの再拡大、ウクライナ危機の発生による市況価格の更なる高騰、急激な円安の進行やインフレ懸念の高まりなどから、先行きは依然として不透明な状況であります。」
経済活動の持ち直しを記載する一方、感染リスク再拡大とウクライナ危機に加え、急激な円安とインフレ懸念を先行き不透明の要因として追加している。 - FY2022経済活動の持ち直しと感染リスク再拡大・先行き不透明感の併存有価証券報告書
「当事業年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による影響が長期化する中、ワクチンの普及や政府による経済対策の効果により、経済活動は緩やかに持ち直しの動きが続きました。しかしながら、変異株による感染リスクの再拡大やウクライナ危機の発生による市況価格の更なる高騰など、先行きは依然として不透明な状況であります。」
ワクチン普及や経済対策による持ち直しを示す一方、感染症の影響長期化、変異株による感染リスク再拡大、ウクライナ危機を新たな不透明要因として併記している。 - FY2022-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大前に比べて低い水準で推移するものの、ワクチンの普及等に伴い感染症の影響が徐々に和らいでいくもとで回復が見込まれます。感染症の影響が収束することに伴い経済活動の回復が期待されるものの、先行きは依然として不透明な状況であります。」
感染症の影響の緩和と経済回復への期待を示す一方、先行き不透明との認識を維持している。 - FY2022-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大前に比べて低い水準で推移するものの、ワクチン接種の進捗等に伴い感染症の影響が徐々に和らいでいくもとで回復が見込まれます。感染症の影響が収束することに伴い経済活動の回復が期待されるものの、先行きは依然として不透明な状況であります。」
ワクチン接種等に伴う感染症影響の緩和と経済回復への期待を示す一方、先行き不透明との認識を維持している。 - FY2022-Q1再定義有価証券報告書
「当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大前に比べて低い水準で推移するものの、ワクチン接種の進捗等に伴い感染症の影響が徐々に和らいでいくもとで回復が見込まれますが、引続き先き不透明な状況で推移しております。」
新型コロナウイルス感染症による経済環境について、感染拡大前を下回る水準としつつ、ワクチン接種の進捗等に伴う回復見込みを明示する表現へ変化した。先行き不透明との認識は維持している。 - FY2021経済活動の持ち直しと先行き不透明感の併存有価証券報告書
「当事業年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止策を講じつつ、基調としては持ち直しておりますが、引続き先行き不透明な状況で推移しております。」
経済環境は前四半期までの段階的な再開から、基調として持ち直しているとの表現へ変化した一方、先行き不透明との認識は維持している。 - FY2021-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止策を講じつつ、段階的に経済活動が再開されておりますが、引続き先行き不透明な状況で推移しております。」
段階的な経済活動の再開と、先行き不透明な状況の継続を記載している。 - FY2021-Q2後退有価証券報告書
「当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止策を講じつつ、段階的に経済活動が再開されておりますが、引続き先行き不透明な状況で推移しております。」
前四半期の「急速かつ大幅に悪化し極めて厳しい状況」から、段階的な経済活動再開を記載する一方、先行き不透明との認識を維持している。 - FY2021-Q1初出有価証券報告書
「当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界規模での拡大に伴い、国内外で社会・経済活動が制限される事態となり、急速かつ大幅に悪化し極めて厳しい状況にあります。」
新型コロナウイルス感染症の拡大と社会・経済活動の制限による経済環境の悪化を、当四半期の事業環境として初めて明示している。