自動車業界の半導体不足リスク
FY2021-Q3に初出。11回の記載のうち7回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2022-Q2。直近の記載はFY2024-Q3。
メタルアートがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2022年。同じテーマの他社の中央値(2021年)より1年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。28社中9社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに21社。
- FY2024-Q3再掲有価証券報告書
「このような状況下当社グループの受注環境は、世界的な半導体不足問題の解消も進み、前年同期と比較して良化しました。」
世界的な半導体不足問題の解消が進み、受注環境が前年同期と比較して良化したと説明された。半導体不足による受注変動リスクの影響は緩和方向にあるが、受注変動リスク自体の消失は示されていない。 - FY2024-Q2対処有価証券報告書
「景気の減速の兆候があるものの、自動車市場では半導体不足の解消により需要が拡大、建設機械部門も堅調に推移し、ほぼ当期見通し通りの需要環境となりました。」
自動車業界の半導体不足問題は解消により需要が拡大したと説明され、前年までの半導体不足による部品調達難・生産調整リスクの影響は一部緩和された。一方、世界景気の減速懸念は残っている。 - FY2024-Q1顕在化有価証券報告書
「自動車市場では半導体不足問題は徐々に改善され需要拡大が期待される中、一部の受注が生産調整で減少したものの」
半導体不足問題は徐々に改善しているとされる一方、一部受注の生産調整による減少が実際に発生した。半導体不足に起因する自動車業界の受注変動リスクは継続している。 - FY2023-Q3顕在化有価証券報告書
「国内外の自動車市場においても半導体不足や中国でのロックダウンにより部品の調達が停滞し、生産調整の影響を受け受注が変動しました。」
半導体不足及び中国でのロックダウンによる部品調達停滞が自動車の生産調整につながり、受注変動として実際に表れた。 - FY2023-Q2顕在化有価証券報告書
「国内外の自動車市場においても半導体不足や中国でのロックダウンにより部品の調達が停滞し、生産調整の影響を受け受注が変動しました。」
半導体不足及び中国でのロックダウンによる部品調達停滞が自動車の生産調整につながり、受注変動として実際に表れた。 - FY2023-Q1顕在化有価証券報告書
「国内外の自動車市場においても半導体不足や中国でのロックダウンにより部品の調達が停滞し、生産調整の影響を受け受注が変動しました。」
半導体不足リスクについて、半導体不足及び中国のロックダウンによる部品調達停滞が自動車の生産調整につながり、受注量の変動として実際に表れた。 - FY2022顕在化有価証券報告書
「国内外の自動車市場においても、半導体等の部品調達難による減産が断続的に発生し、受注量が大きく変動しました。」
自動車業界の半導体不足リスクについて、部品調達難を主要因とする減産が断続的に発生し、受注量の変動として実際に表れたと記載された。 - FY2022-Q3顕在化有価証券報告書
「しかしながら、国内外の自動車市場は半導体をはじめとする部品調達難を主要因とした減産が断続的に発生し、先行き不透明な状況で推移しました。」
自動車業界の半導体不足リスクについて、部品調達難を主要因とする自動車の減産が断続的に実際に発生していると記載された。 - FY2022-Q2顕在化有価証券報告書
「ただ、国内外の市場は、世界的な半導体不足の影響とASEANでのコロナ感染拡大による部品調達難を主要因とした自動車の減産が続き、先行き不透明な状況で推移しました。」
自動車業界の半導体不足リスクについて、単なる先行き懸念にとどまらず、ASEANでの感染拡大による部品調達難を通じた自動車の減産が実際に続いていると記載された。 - FY2022-Q1再掲有価証券報告書
「感染力の強い変異株の出現や繰り返される感染抑制策、世界的な半導体不足等、先行き不透明な状況で推移しました。」
自動車業界における世界的な半導体不足が、変異株の出現や感染抑制策とともに先行き不透明要因として引き続き明示された。具体的な半導体不足の業績影響や数値は示されていない。 - FY2021-Q3初出有価証券報告書
「また自動車業界では新たに半導体不足リスクも浮上する等、先行き不透明な状況で推移いたしました。」
自動車業界における半導体不足リスクが、新たな先行き不透明要因として初めて明示された。半導体不足の具体的な発生や業績への実際の影響、数値は記載されていない。