新型コロナウイルス感染症による需要・調達・操業・物流への影響
FY2020に初出。9回の記載のうち3回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2021-Q1。直近の記載はFY2024。
大平洋金属がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2020年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。16社中5社が悪化側に。
直近の記載が「削除」なのは、ほかに10社。
- FY2024削除有価証券報告書
「連結業績予想につきましては、中国の不動産問題を背景とした景気後退懸念、中東やウクライナ情勢の緊迫化及び欧米等の累積的な金融引き締めの影響は引き続き国内外経済へ影響を及ぼしており」
FY2024のリスク・経営環境の記載では、新型コロナウイルス感染症による需要・調達・操業への影響は明示されていない。 - FY2023再掲有価証券報告書
「感染症及びウクライナ情勢に伴う影響は、翌連結会計年度においても継続するものと考えられます」
感染症とウクライナ情勢の影響が翌年度も継続するとの認識を再確認している。 - FY2023-Q3中国の感染症対策による市況影響を明示有価証券報告書
「ステンレス鋼業界は、経済活動正常化の動きに伴い需要は持ち直し傾向にありましたが、中国の感染症対策の影響や不動産市場の低迷及びウクライナ情勢の長期化等により、市況の不透明感が増しており」
感染症の影響について、中国の感染症対策がステンレス鋼業界の市況不透明感を増す要因として具体的に記載された。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「ステンレス鋼業界は、経済活動正常化の動きに伴い需要は持ち直し傾向ではありましたが、中国の感染症再拡大による経済活動抑制の影響及びウクライナ情勢の長期化懸念等により市況の不透明感が増しており」
感染症再拡大に伴う中国の経済活動抑制が、ステンレス鋼業界の市況不透明感を増す要因として実際に記載された。 - FY2022再掲有価証券報告書
「感染症及びウクライナ情勢に伴う影響は、翌連結会計年度においても継続するものと考えられます」
新型コロナウイルス感染症の影響が翌年度も継続するとの認識を再確認している。 - FY2022-Q3再掲有価証券報告書
「感染症の影響につきましては、当連結会計年度においても継続するものと考えられます」
新型コロナウイルス感染症の影響が当連結会計年度にも継続するとの認識を再確認している。 - FY2021-Q3悪化有価証券報告書
「第4四半期連結会計期間には一部に緊急事態宣言が再発出され、経済の先行きは不確実性が極めて高くなっており、当社グループへも大きな影響が見込まれます。」
感染症の再拡大と緊急事態宣言の再発出により、経済の先行き不確実性と当社グループへの影響見込みが強まった。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症の影響による急激な需要収縮も見られ、厳しい状況で推移しました。」
感染症による急激な需要収縮が実際に発生し、フェロニッケル販売数量は前年同期比45.3%減少した。需要・操業・調達環境への影響が前年度末から深まっている。 - FY2020初出有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症は国内外の景気に急激な影響を及ぼしており、経済の先行きは不確実性が極めて高くなっております。また、当社グループへも大きな影響が見込まれます。」
感染症の世界的大流行により、第4四半期の需要・稼働状況への影響、一部鉱山の操業停止、LMEニッケル価格の下落が現れ、長期化時には物流停滞等が財政状態・業績・キャッシュ・フローに影響する可能性を示している。