磁気テープ高容量化と長期保存サービスの拡大
FY2016に初出。28回の記載のうち11回が「前進」で、最初の「前進」はFY2017。直近の記載はFY2026。
このテーマで動きを比べられる他社は、まだありません。
- FY2026前進有価証券報告書
「当社は1カートリッジあたりの最大記録容量100TB(非圧縮時40TB)を実現し、大容量データを安全に低コストで保管できるデータストレージ用磁気テープ「FUJIFILM LTO Ultrium 10(40TB)データカートリッジ」を2026年1月に発売しました。」
磁気テープの高容量化を、LTO第10世代の発売と最大100TB(非圧縮時40TB)の記録容量へ進展させた。 - FY2026-H1悪化有価証券報告書
「AF材料事業は、新規ディスプレイ材料の採用が進んだ一方で、OLED向け反射防止材料やデータテープの販売減少等により、事業全体では売上が減少しました。」
新規ディスプレイ材料の採用が進む一方、データテープの販売減少がAF材料事業全体の売上減少要因として現れている。 - FY2024前進有価証券報告書
「富士フイルム㈱とIBM Corporation(以下、「IBM」と記載します。)が、世界最大の記録容量となる50TB(非圧縮時)のテープ・ストレージ・システムを開発しました。」
磁気テープの高容量化について、IBMとの共同開発により50TB(非圧縮時)のエンタープライズ向けシステムを実現した。 - FY2024-Q3悪化有価証券報告書
「産業機材事業では、大手IT企業によるデータセンター建設への投資抑制等を受けたデータアーカイブ用のテープ需要停滞や、業務用PCの需要低迷の影響を受けたタッチパネル用センサーフィルム「エクスクリア」の販売減少等により、売上が減少しました。」
データセンター投資抑制によるデータアーカイブ用テープ需要の停滞が続き、エクスクリアの販売減少も重なって産業機材事業の売上が減少した。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「産業機材事業では、大手IT企業によるデータセンター建設への投資抑制を受けたデータアーカイブ用のテープ需要停滞や、業務用PCの需要低迷の影響を受けたタッチパネル用センサーフィルム「エクスクリア」の販売減少等により、売上が減少しました。」
データセンター投資抑制によるテープ需要停滞に加え、エクスクリアの販売減少も発生し、売上減少となった。 - FY2023需要停滞下で為替影響により売上増有価証券報告書
「記録メディア事業では、世界的な景気後退リスクが顕在化する中、大手IT企業によるデータセンター建設への投資が抑制されたことで、データアーカイブ用のテープ需要が停滞したものの、為替影響等により売上が増加しました。」
データアーカイブ用テープ需要は停滞した一方、為替影響等により事業売上は増加したと記載している。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「記録メディア事業では、世界的な景気後退リスクが顕在化する中、大手IT企業によるデータセンター建設への投資が抑制されたことで、データアーカイブ用のテープ需要が停滞し、売上が減少しました。」
記録メディアでは、世界的な景気後退リスクの顕在化と大手IT企業のデータセンター投資抑制により、テープ需要が回復から停滞へ転じ、売上が減少した。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「記録メディア事業では、半導体逼迫の影響等によりデータセンター建設への投資が抑制され、データアーカイブ用のテープ需要が停滞し、売上が減少しました。」
半導体逼迫によるデータセンター建設投資の抑制が、データアーカイブ用テープ需要の停滞と売上減少として継続している。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「記録メディア事業では、半導体逼迫の影響等により、データセンター建設への投資が抑制され、データアーカイブ用のテープ需要が一時的に減少し、売上が減少しました。」
半導体逼迫によりデータセンター建設投資が抑制され、回復傾向にあったデータアーカイブ用テープ需要と売上が一時的に減少している。 - FY2022前進有価証券報告書
「当社独自の「NANOCUBIC技術」によって微粒子化したバリウムフェライト磁性体を均一に分散し、従来のLTO8の1.5倍となる最大記録容量45TB(非圧縮時18TB)を実現するとともに、最大1,000MB/秒(非圧縮時400MB/秒)の高速データ転送も可能です。」
LTO9について、従来LTO8比1.5倍の最大45TB容量と最大1,000MB/秒の転送速度を実現し、磁気テープの高容量化を進めている。 - FY2022-Q3前進有価証券報告書
「記録メディア事業では、COVID-19流行拡大の影響を受けていたデータアーカイブ用のテープ需要が回復傾向にあり、売上が増加しました。2021年9月には、大容量データのバックアップやアーカイブに最適な磁気テープストレージメディア規格「LTO Ultrium」の第9世代に対応した「FUJIFILM LTO Ultrium9 データカートリッジ」を発売しました。」
データアーカイブ投資の抑制で落ち込んでいたテープ需要が回復傾向となり、売上増加を記載している。LTO Ultrium9の発売も実施している。 - FY2022-Q2前進有価証券報告書
「2021年9月7日には、大容量データのバックアップやアーカイブに最適な磁気テープストレージメディア規格「LTO Ultrium」の第9世代に対応した「FUJIFILM LTO Ultrium9 データカートリッジ」を発売しました。磁気テープは、大容量データを低コストで安全に長期保管できることに加え、ハードディスクドライブに比べてデータ保管における消費電力により発生するCO2の排出量を95%削減でき、環境負荷を大幅に低減する製品として注目されています。」
LTO Ultrium9を2021年9月に発売し、長期保存向け製品を第9世代へ更新した。HDD比CO2排出量95%削減という環境価値も明示している。 - FY2022-Q1前進有価証券報告書
「記録メディア事業では、COVID-19流行下で在宅勤務等に対応する通信インフラの能力増強が優先され、データアーカイブへの投資が抑制されたこと等を背景に落ち込んでいたテープ需要が徐々に回復傾向にあり、売上が増加しました。今後も、ビッグデータ時代の顧客ニーズに対応する製品やサービスの拡充によって、事業成長を図っていきます。」
データアーカイブ投資の抑制で落ち込んでいたテープ需要が回復傾向に転じ、売上増加と製品・サービス拡充方針を記載している。 - FY2021前進有価証券報告書
「また、新たな磁性体として「ストロンチウムフェライト磁性体」を採用した磁気テープの実走行試験をIBM Researchと共同で行い、塗布型磁気テープにおいて世界最高※6の面記録密度317Gbpsi(ギガビット毎平方インチ)でのデータ記録・再生を実証しました。これは、1巻あたりの記録容量が世界最大※7容量580TB(テラバイト)データカートリッジの実現を可能とする画期的な技術です。」
従来のLTO8・30TBから、ストロンチウムフェライト磁性体による317Gbpsi、580TB級の記録技術実証へ進展した。 - FY2021-Q3再掲有価証券報告書
「記録メディア事業では、COVID-19の流行拡大に伴う企業活動の停滞に加え、テレワーク等に対応する通信インフラの能力増強が優先され、データアーカイブへの投資が延期されたこと等を背景にテープ需要が減少し、売上は減少しました。中長期的なデータ量の増加傾向及びテープの優位性に変化はなく、ビッグデータ時代の顧客ニーズに対応する製品やサービスの拡充によって、事業成長を図っていきます。」
データアーカイブ投資延期によるテープ需要・売上減少と、中長期的な需要見通しおよび製品・サービス拡充方針を再確認している。 - FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「記録メディア事業では、COVID-19の流行拡大に伴う企業活動の停滞に加え、テレワーク等に対応する通信インフラの能力増強が優先され、データアーカイブへの投資が延期されたこと等を背景にテープ需要が減少し、売上は減少しました。」
データアーカイブ投資の延期によりテープ需要と売上の減少が続いている。一方、中長期的なデータ量の増加とテープの優位性、投資回復見込みを示している。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「記録メディア事業では、COVID-19の流行拡大影響による企業活動の停滞に加え、IT企業において在宅勤務等に対応する通信インフラの能力増強が優先され、データアーカイブへの投資が延期されたこと等を背景に、テープ需要が減少したことにより売上は減少しました。」
記録メディアでは、企業活動停滞と通信インフラ投資優先の影響でデータアーカイブ投資が延期され、テープ需要と売上が減少した。 - FY2020再掲有価証券報告書
「記録メディア事業では、2019年9月に発売した、最大記録容量30TBを実現したデータストレージ用磁気テープ「FUJIFILM LTO Ultirum8データカートリッジ」の販売が好調に推移し、売上が増加しました。」
LTO8の最大30TB化と販売好調・売上増加を通じ、BaFe磁性体とデータアーカイブサービスによる長期保存方針を再確認している。 - FY2020-Q2前進有価証券報告書
「記録メディア事業では、大容量データストレージ用磁気テープ製品の販売が好調に推移し、売上が増加しました。2019年9月には、最大記録容量30TBを実現したデータストレージ用磁気テープ「FUJIFILM LTO Ultrium8 データカートリッジ」を発売する等、今後も「BaFe(バリウムフェライト)磁性体」等の独自技術を使用したデータストレージ用磁気テープの拡販や、データアーカイブサービスを提供し、ビッグデータ時代の顧客ニーズに確実に対応していきます。」
高容量磁気テープの販売好調・売上増加に加え、最大記録容量30TBのLTO Ultrium8を2019年9月に発売した。 - FY2020-Q1前進有価証券報告書
「記録メディア事業では、高容量データストレージ用磁気テープ製品の販売が堅調に推移し、売上が増加しました。「BaFe(バリウムフェライト)磁性体」等の独自技術を使用したデータストレージ用磁気テープの拡販や、データアーカイブサービスの提供等、ビッグデータ時代の顧客ニーズに確実に対応していきます。」
前年度に在庫調整等で売上減少を記載していた高容量磁気テープについて、販売堅調・売上増加へ転じたことを記載している。 - FY2019前進有価証券報告書
「「ビッグデータ・IoT時代を支えるバリウムフェライト磁性体を用いた大容量データテープの開発」で、第7回技術経営・イノベーション賞「経済産業大臣賞」を受賞しました。」
大容量磁気テープ・長期保存サービスの取り組みについて、バリウムフェライト磁性体を用いた技術が経済産業大臣賞を受賞し、外部評価を得た実績を記載している。 - FY2019-Q3再掲有価証券報告書
「記録メディア事業では、高容量データストレージ用磁気テープの在庫調整等の影響で売上が減少しました。「BaFe(バリウムフェライト)磁性体」等の独自技術を使用したデータストレージ用磁気テープの拡販を進めるとともに、「dternity(ディターニティ)」等のアーカイブサービスを提供することで、ビッグデータ時代の顧客ニーズに確実に対応していきます。」
高容量磁気テープの在庫調整による売上減少と、BaFe製品・アーカイブサービスを通じた対応方針を再掲している。 - FY2018悪化有価証券報告書
「記録メディア事業では、高容量データストレージ用磁気テープ製品の在庫調整等の影響で売上が減少しました。「BaFe(バリウムフェライト)磁性体」等の独自技術を使用したデータストレージ用磁気テープの拡販を進めるとともに、「dternity(ディターニティ)」等のアーカイブサービスを提供することで、ビッグデータ時代の顧客ニーズに確実に対応していきます。」
磁気テープとアーカイブサービスの方針は継続しているが、在庫調整等により高容量テープ製品の売上減少が通期で発生している。 - FY2017前進有価証券報告書
「一般財団法人 省エネルギーセンターが主催する平成28年度「省エネ大賞」において、大容量磁気テープを使った省エネルギー型ビジネスモデルである「テープアーカイブアプライアンス」が「製品・ビジネスモデル部門」で「資源エネルギー庁長官賞」を受賞しました。このビジネスモデルをデータアーカイブストレージシステム「d:ternity(ディターニティ) オンサイト アーカイブ」として提供を開始しました。」
BaFe製品とd:ternityによる長期保存の取り組みについて、省エネ大賞の受賞とオンサイト型サービスの提供開始という具体的な進展を記載している。 - FY2017-Q3再掲有価証券報告書
「デジタルデータの増大に伴いデータアーカイブ分野へのBaFe製品の拡販を進めるとともに、アーカイブサービス「d:ternity(ディターニティ)」のさらなる普及によって、ビッグデータ時代の顧客ニーズに確実に対応していきます。」
BaFe製品の拡販とd:ternityの普及によるデータアーカイブ対応を継続している。 - FY2017-Q2再掲有価証券報告書
「デジタルデータの増大に伴いデータアーカイブ分野へのBaFe製品の拡販を進めるとともに、アーカイブサービス「d:ternity(ディターニティ)」のさらなる普及によって、ビッグデータ時代の顧客ニーズに確実に対応していきます。」
BaFe製品の拡販とd:ternityの普及によるデータアーカイブ対応を継続している。 - FY2017-Q1再掲有価証券報告書
「デジタルデータの増大に伴いデータアーカイブ分野へのBaFe製品の拡販を進めるとともに、アーカイブサービス「d:ternity(ディターニティ)」のさらなる普及によって、ビッグデータ時代の顧客ニーズに確実に対応していきます。」
BaFe製品のデータアーカイブ分野への拡販とd:ternityの普及を引き続き掲げている。 - FY2016初出有価証券報告書
「世界中で生成されるデータ総容量が急激に増大する中、今後も独自技術によるテープ高容量化で業界をリードするとともに、大容量データのバックアップ、アーカイブに使用される磁気テープメディア「LTO Ultrium規格」の第7世代に対応した「FUJIFILM LTO Ultrium7データカートリッジ」の拡販や、データアーカイブサービス「d:ternity(ディターニティ)」のさらなる展開等により、長期保存分野への一層の高付加価値製品とサービスの提供を進め、売上拡大を図ります。」
独自磁性体技術、LTO7、データアーカイブサービスを組み合わせ、長期保存分野を拡大する施策。