資材・原材料の調達停止・価格高騰リスク
FY2022に初出。6回の記載のうち2回が「再定義」で、最初の「再定義」はFY2025。直近の記載はFY2026。
オリエンタルランドがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2025年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より3年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2017年。9社中3社が悪化側に。
直近の記載が「再定義」なのは、ほかに1社。
- FY2026再定義有価証券報告書
「資材価格や人件費などが上昇し、設備の開発・更新にかかるコストが想定以上に高騰することで、長期的な投資計画の遂行が困難になり、当社グループの経営戦略や業績に影響を及ぼす可能性があります。」
資材・原材料の調達停止や価格高騰に関するリスクが、設備の開発・更新全体のコスト高騰と長期投資計画の遂行困難を含む「設備投資コストの高騰」リスクとして整理されている。 - FY2025再定義有価証券報告書
「資材価格や人件費などが上昇し、設備の開発・更新にかかるコストが想定以上に高騰することで、長期的な投資計画の遂行が困難になり、当社グループの経営戦略や業績に影響を及ぼす可能性があります。」
資材・原材料の価格高騰や調達停止リスクが、設備開発・更新全体の投資コスト高騰と長期投資計画の遂行困難を含むリスクとして整理されている。 - FY2024-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。」
資材・原材料の調達停止・価格高騰リスクについて、新たな発生・重要な変更はないと記載している。 - FY2023-Q2顕在化有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症の影響に伴う入国制限や物流の遅延、海外での製作作業の遅れにより工期が延長したことから完成予定年月を変更するもの、また、工期の延長に加えて、資材費・人件費の高騰、デザイン・計画・工法の詳細化、円安の進行等により予算金額を変更するものです。」
資材・原材料の調達遅延や価格高騰等のリスクが、ファンタジースプリングスの工期延長および予算増額という形で実際に発生したと記載している。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「経済社会活動の正常化が進むなかで、原材料価格等の上昇や金融資本市場の変動、また感染再拡大による影響を十分に注視する必要があります。」
資材・原材料価格の高騰等を含む調達コストリスクについて、原材料価格等の上昇が現在の経済環境における注視要因として記載された。 - FY2022初出有価証券報告書
「設備投資における開発費や建築費の高騰や、テーマパーク運営のための原材料価格・エネルギー費等の高騰が、コストの増加につながる可能性があります。また紛争や災害等による突発的な事象による資源の枯渇、物品の調達機能停止等が発生し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。」
開発費・建築費、原材料・エネルギー費の高騰と、紛争・災害による資源枯渇や調達機能停止を新たな戦略リスクとして記載した。