特定パイプライン・提携契約への依存と収益不確実性
FY2017に初出。8回の記載のうち4回が「再掲」。直近の記載はFY2026。
サンバイオがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2026年。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2021年。6社中1社が悪化側に。
直近の記載が「再定義」なのは、ほかに0社。
- FY2026再定義有価証券報告書
「当社グループは、大手製薬企業等との共同開発及び販売権ライセンスアウトによる収益モデルと当社グループ自らが製造販売承認を取得し、販売体制を構築した上で製品を販売する自社販売型モデルによる事業を遂行しています。」
特定提携先のライセンス収益への依存だけでなく、自社販売型モデルも含めた複数の収益モデルに伴う不確実性として整理された。 - FY2023再掲有価証券報告書
「なお、当社グループでは今後、この収益モデルによる不確実性を低減させるため、複数のパイプラインをライセンスアウトしていく方針ですが、それらの収益化についても、開発の進捗に依存した不確実なものであり」
特定の提携・パイプラインへの依存を低減するため複数パイプラインをライセンスアウトする方針と、その収益化も開発進捗に依存する不確実性が再確認されている。 - FY2021複数パイプラインへの分散方針有価証券報告書
「なお、当社グループでは今後、この収益モデルによる不確実性を低減させるため、複数のパイプラインをライセンスアウトしていく方針ですが、それらの収益化についても、開発の進捗に依存した不確実なものであり、これらの開発に遅延が生じた場合には、当社グループの業績及び財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。」
特定の提携・パイプラインへの依存による収益不確実性を低減する手段として、複数パイプラインのライセンスアウト方針が示された。ただし、その収益化も開発進捗に依存するリスクとして併記されている。 - FY2020再掲有価証券報告書
「米国で大日本住友製薬株式会社と共同で進めていたSB623慢性期脳梗塞プログラムについては、2019年12月に共同開発を中止し、同時に大日本住友製薬株式会社との共同開発及びライセンス契約を解消しました。」
大日本住友製薬との契約解消により、特定提携先および契約収益への依存が実際に顕在化した状況が再確認されている。 - FY2020-Q3顕在化有価証券報告書
「大日本住友製薬株式会社は、本剤のフェーズ2b臨床試験の詳細解析を踏まえ、全社の事業戦略上の優先順位を検討した結果、共同開発を中止することを決定しました。」
SB623慢性期脳梗塞の北米共同開発・販売ライセンス契約に依存する事業計画について、主要評価項目未達を受けて提携先が共同開発を中止する事象が実際に発生した。 - FY2020-Q1再掲有価証券報告書
「このような状況のなか、当社グループが北米において大日本住友製薬株式会社と締結しているSB623の共同開発及び販売ライセンス契約により受領した開発協力金収入等の収入により」
北米における大日本住友製薬とのSB623共同開発・販売ライセンス契約および契約に基づく収益への依存が再確認されている。 - FY2019再掲有価証券報告書
「当社グループは、開発中の再生細胞薬SB623に関し、脳梗塞用途について、米国・カナダ地域においては大日本住友製薬株式会社と共同開発及び販売権ライセンスアウトに関する提携契約を締結しており、この契約による収益を中心とした事業収益計画を有しています。」
SB623脳梗塞用途の大日本住友製薬との提携契約及び同契約収益への依存、マイルストン収益の不確実性が再確認されている。 - FY2017初出有価証券報告書
「当社グループは、開発中の再生細胞薬SB623に関し、脳梗塞用途について、日本においては帝人株式会社に、米国・カナダにおいては大日本住友製薬株式会社に、それぞれ開発・販売権をライセンスアウトしており、これらの提携契約による収益を中心とした事業収益計画を有しています。」
SB623脳梗塞用途の提携契約収益への依存、契約終了可能性、開発進捗に左右されるマイルストン収益の不確実性を開示している。