感染症関連商品の需給アンバランスと乱売リスク
FY2022に初出。7回の記載のうち4回が「再掲」。直近の記載はFY2025-H1。
中京医薬品がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2022年。同じテーマの他社の中央値(2023年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2023年。14社中4社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに8社。
- FY2025-H1再掲有価証券報告書
「当中間会計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。」
感染症関連商品の需給アンバランス・乱売を含む既存リスクについて、重要な変更がないとしている。 - FY2024顕在化有価証券報告書
「消費者庁から2024年1月29日に「エアーマスクシリーズ」に関して「不当景品類及び不当表示防止法」に基づく措置命令を受け、既に同商品については終売をしていましたが、今後は再発防止の為の管理体制の強化に一層努めてまいります。」「さらに、「エアーマスクシリーズ」の関連商品、資材、及び製造の備品等の評価見直し等による特別損失が127百万円発生しました。」
エアーマスクシリーズについて措置命令を受け、関連商品・資材・備品等の評価見直しにより127百万円の特別損失が発生した。 - FY2024-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。」
感染症関連商品の需給アンバランス・乱売を含む既存リスクについて、重要な変更がないとしている。 - FY2024-Q2顕在化有価証券報告書
「一方で、除菌消臭関連商品の「エアーマスク」シリーズにおいて、新型コロナウイルス感染症等もあり需要が高まりましたが、5類感染症の移行等により予防意識の変化が起こりました。さらに他社の類似商品が、消費者庁より「景品表示法」の措置命令に伴う課徴金納付命令を受けたこともあり、一般市場における需要が想定以上に落ち込むこととなりました。このような環境変化などにより、一般市場の需要回復が困難であると判断し、「エアーマスク」シリーズの関連商品、資材、及び製造の備品等の評価を見直した結果、122百万円を特別損失として計上しました。」
感染症関連商品の需要縮小と需給環境の変化が実際に発生し、エアーマスク関連商品・資材・備品の評価見直しにより122百万円の特別損失を計上した。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。」
感染症関連商品の需給アンバランス・乱売を含む既存リスクについて、重要な変更がないとしている。 - FY2023-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。」
感染症関連商品の需給アンバランス・乱売を含む既存リスクについて、重要な変更がないとしている。 - FY2022顕在化有価証券報告書
「新型コロナウイルス禍における社会環境の変化は、特に除菌消臭関連商品や新型コロナウイルス検査キットの市場において、予期せぬ品不足やもの余りを引き起こしました。需給のアンバランスやリバウンドへの対応が不十分であったと改めて認識しております。」
感染症関連商品の品不足・もの余り、需給のアンバランスおよび需要反動が実際に発生し、対応の不十分さを会社自身が認識している。