ネットマイルの業績悪化・債務超過リスク
FY2020に初出。7回の記載のうち3回が「対処」で、最初の「対処」はFY2025-H1。直近の記載はFY2026-H1。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2018年。10社中6社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに10社。
- FY2026-H1対処有価証券報告書
「株式会社ネットマイルの財政状態等を勘案し計上しておりました貸倒引当金293百万円について、存続会社である当社が債務を包括的に承継することに伴い、当中間会計期間において特別利益(貸倒引当金戻入額)として計上しております。」
ネットマイルの吸収合併に伴い、従来計上していた293百万円の貸倒引当金を戻し入れた。子会社単体の債務超過・業績悪化リスクへの対応が、合併後の存続会社への包括承継に移行した。 - FY2025対処有価証券報告書
「今後は、広告事業の規模拡大よりも、より確実な利益創出と財務体質の強化を主たる目的とすることから、決算業務等の共通化、及び簡素化も含めグループ管理コストの低減と経営資源をコア事業へ投資し最適化に取り組むことといたしました。」
ネットマイルの債務超過額は2025年12月末時点で453,877千円となったが、借入返済に伴い債務保証損失引当金を戻し入れ、吸収合併による管理コスト低減と財務体質強化を実施した。 - FY2025-H1対処有価証券報告書
「株式会社ネットマイルを吸収合併することといたしました。今後は、広告事業の規模拡大よりも、より確実な利益創出と財務体質の強化を主たる目的とすることから、決算業務等の共通化及び簡素化も含めグループ管理コストの低減と経営資源をコア事業へ投資し最適化に取り組むことといたしました。なお、株式会社ネットマイルは債務超過となっておりますが、当社は当該債務超過相当額の引当金を計上しており、本合併の際に当該引当金を戻し入れることから、本合併による差損は発生しないものと判断し、簡易合併をいたします。」
ネットマイルの債務超過に対し、既計上の引当金を前提として吸収合併を行い、管理コスト低減と財務体質強化を図る対応を示した。 - FY2024悪化有価証券報告書
「債務超過の額は、2024年12月末時点で351,580千円となっております。」
ネットマイルの債務超過額は2022年12月末の280,997千円から351,580千円へ増加し、子会社の財政状態に関するリスクが数値上拡大した。 - FY2022悪化有価証券報告書
「債務超過の額は、2022年12月末時点で280,997千円となっております。」
ネットマイルの債務超過額は2021年12月末の241,504千円から280,997千円へ増加し、連結子会社の業績悪化・債務超過リスクが数値上拡大した。 - FY2021債務超過額の更新有価証券報告書
「当社の連結子会社である株式会社ネットマイルは、新型コロナウイルスの影響により取引先の業績が悪化し、継続的に営業損失を計上しており、債務超過の状態にありますが、これを解消するために事業計画を策定し、財務状態及び経営成績の健全化を図っております。」
ネットマイルの継続的な営業損失・債務超過リスクを継続記載し、2021年12月末の債務超過額は241,504千円と更新された。 - FY2020初出有価証券報告書
「株式会社ネットマイルは、新型コロナウイルスの影響により取引先の業績が悪化し、継続的に営業損失を計上しており、債務超過の状態にありますが、これを解消するために事業計画を策定し、財務状態及び経営成績の健全化を図っております。今後、同社の業績の悪化が継続した場合は、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。」
新たに連結したネットマイルについて、継続的な営業損失と債務超過を実績として記載し、業績悪化が継続する場合のグループへの影響をリスクとして示した。関係会社の状況では債務超過額250,502千円も開示している。