重大な品質トラブル・製品安全リスク
FY2016に初出。10回の記載のうち7回が「再掲」。直近の記載はFY2022。
花王がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2020年。同じテーマの他社の中央値(2023年)より3年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。57社中11社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに122社。
- FY2022再掲有価証券報告書
「重大な品質問題の発生、新たな安全性や環境問題の発生や各国・地域の急激な法規制の変更に対して適切かつ迅速に対応できない場合、当該ブランドの問題だけではなく、当社グループ全体の信用低下につながる可能性があります。」
重大品質問題への全社対応、発売前試験、法規制適合性確認システム等を通じた品質保証の方針を再確認した。 - FY2020悪化有価証券報告書
「コロナ禍における衛生関連商品に対する誤った使用方法の流布や、高齢者による製品事故リスクが高まっています。」
コロナ禍で衛生関連商品の誤使用の流布や高齢者の製品事故リスクが高まったほか、グローバルな商品流通増加による品質保証・消費者対応の脆弱化可能性を示した。 - FY2019悪化有価証券報告書
「しかしながら、外部環境の変化による品質保証に関するリスクとしては、各国法規制の変化や安全性・環境問題の解決に対する要求の高まり、高齢化や訪日・在日外国人の増加による製品事故リスクの高まり、製品の成分や安全性等の透明性に対する要求の高まり、グローバル化に伴うサプライチェーンの多様化による品質保証活動の脆弱化や消費者対応力の低下があります。」
品質リスクについて、各国規制、安全・環境問題への要求、製品成分の透明性、サプライチェーン多様化など、外部環境に伴う要因を拡大して記載した。 - FY2018再掲有価証券報告書
「当社グループ商品の品質管理については、消費者・顧客の視点に立ち、関連法規の遵守並びに自主的に設定した厳しい基準に従って設計、製造を行っております。」
発売前試験、法規制遵守、自主基準、消費者相談を含む品質管理の仕組みを再確認した。 - FY2018-Q2再掲有価証券報告書
「また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。」
重大な品質トラブル・製品安全リスクについて重要な変更はないとした。 - FY2017再掲有価証券報告書
「当社グループ商品の品質管理につきましては、消費者・顧客の視点に立ち、関連法規の遵守並びに自主的に設定した厳しい基準に従って設計、製造を行っております。」
品質管理、発売前試験、発売後の消費者相談を通じて安全性確認と品質向上を継続する方針を再確認した。 - FY2017-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。」
重大な品質トラブル・製品安全リスクについて、前年度記載から重要な変更はないとしている。 - FY2017-Q2再掲有価証券報告書
「また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。」
重大な品質トラブル・製品安全リスクについて重要な変更はないとしている。 - FY2017-Q1再掲有価証券報告書
「徹底した品質管理や情報管理、消費者対応、コンプライアンス遵守、高度な危機管理レベルの維持と対応などを行なっていくことで、グローバル社会で信頼を獲得することを目指します。」
品質管理、情報管理、コンプライアンス遵守、高度な危機管理レベルの維持と対応を継続するとしている。 - FY2016初出有価証券報告書
「しかしながら、予想を超える重大な品質トラブルまたは新たな科学的知見により商品の安全と安心に対する懸念などが発生した場合には、当該ブランドの問題だけではなく、他のブランドや当社グループ全体の信用の低下にもつながり、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。」
品質トラブルや新たな科学的知見による安全・安心への懸念が、ブランドだけでなくグループ全体の信用や業績に影響するリスクを示した。