他社連携技術への依存リスク
FY2018に初出。6回の記載のうち3回が「再掲」。直近の記載はFY2025。
エーアイがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2023年。同じテーマの他社の中央値(2025年)より2年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。9社中3社が悪化側に。
直近の記載が「再定義」なのは、ほかに1社。
- FY2025再定義有価証券報告書
「当社グループの音声事業における音声認識技術においては、NTTテクノクロス株式会社、株式会社ATR-Promotions、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)より音声認識に関するソフトウエア等の使用許諾を受けております。また、音声合成技術においては、外国語音声合成に関して、Cerence社を始めとした海外企業とアライアンスを組んでおります。」
他社連携への依存リスクが、従来の周辺技術一般から、音声認識ソフトウェアの使用許諾と外国語音声合成の海外アライアンスという具体的な契約・提携関係へ整理された。 - FY2023再定義有価証券報告書
「当社においては、日本語音声合成をコア技術と位置づけ、音声認識、意図解釈、翻訳、多言語等の連携技術については、海外メーカーとの連携や資本提携を含めた他社との業務提携を推進していきます。したがって、他社の状況や各国の知的財産制度、輸出規制等の政策による影響を受ける可能性があり、その結果、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。」
他社連携への依存リスクについて、従来の業務提携・協業に加え、資本提携、各国の知的財産制度、輸出規制等の政策要因まで対象が広がった。 - FY2022再掲有価証券報告書
「当該リスクの対応策として、業務提携先との友好な関係とコミュニケーションの維持を行ってまいります。」
音声認識・翻訳・多言語等の周辺技術を他社提携に依存する構造と、提携先との関係に左右されるリスクを継続している。 - FY2021再掲有価証券報告書
「当該リスクの対応策として、業務提携先との友好な関係とコミュニケーションの維持を行ってまいります。」
周辺技術を他社提携・協業に依存する構造と、提携先との関係に左右されるリスクを継続している。 - FY2019再掲有価証券報告書
「当社においては、日本語音声合成をコア技術と位置づけ、音声認識、意図解釈、翻訳、多言語等の連携技術については、他社との業務提携、協業を推進していきます。したがって、他社の状況に影響を受ける可能性があり、その結果、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。」
周辺技術を他社提携・協業に依存する構造と、その相手先の状況に左右されるリスクを継続している。 - FY2018初出有価証券報告書
「音声認識、意図解釈、翻訳、多言語等の連携技術については、他社との業務提携、協業を推進していきます。したがって、他社の状況に影響を受ける可能性があり」
日本語音声合成を自社コア、周辺技術を他社連携とする構造に伴うリスク。