世界的な海上輸送の混乱と半導体不足
FY2022-Q1に初出。9回の記載のうち4回が「再掲」。直近の記載はFY2025。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。109社中64社が悪化側に。
直近の記載が「その他」なのは、ほかに3社。
- FY2025部材不足・物流ひっ迫の影響を取締役会で確認有価証券報告書
「取締役会では、半導体等の部材不足や、物流ひっ迫の影響等を受ける中、当社各事業領域の足元の業績進捗及び中長期的な企業価値向上への取り組みの状況を確認、監督するとともに、当社マネジメントシステムの点検と改善等について議論、審議を行いました。」
半導体等の部材不足や物流ひっ迫の影響を受けていることが取締役会の活動状況で明示され、供給制約が経営監督上の確認事項となっている。以降のquantifiedはfalse、materializedはtrue。 - FY2024-Q3再掲有価証券報告書
「国内においては物価の大幅な上昇と、外国為替相場では乱高下を繰り返しており先行きの不透明感は更に強まっております。」
外国為替相場の乱高下、物価上昇、原材料価格高騰等を背景とする供給・経済環境の不透明感が継続している。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間における世界経済は、各国政府による新型コロナウイルス感染症防止対策と経済活動の両立が進んだことなどから消費や投資が拡大する一方、半導体不足による自動車の減産、原材料価格の高騰、物価の大幅な上昇と、これに対応するため各国が利上げをすすめたことにより景気が冷え込んできております。」
半導体不足による自動車減産と原材料価格高騰が継続していると記載され、供給制約に関するリスク認識を再確認している。 - FY2023-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間における世界経済は、各国政府による新型コロナウイルス感染症防止対策と経済活動の両立が進んだことなどから消費や投資が拡大する一方、半導体不足による自動車の減産、原材料価格の高騰やロシア連邦によるウクライナ共和国への侵攻の長期化等により、不安定なまま推移いたしました。」
半導体不足による自動車減産が継続していると記載され、供給制約に関するリスク認識を再確認している。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「しかしながら海上運賃の高騰や一部でのコンテナ確保難等の物流の混乱は未だに収まる気配がありません。また、感染症の再拡大や世界的な半導体不足による自動車の減産に加え、原料価格の高騰や調達懸念等が続く中、ロシア連邦によるウクライナへの軍事侵攻の長期化など世界情勢は不安定なまま推移いたしました。」
海上運賃の高騰とコンテナ確保難がなお収まっていないと記載され、物流混乱が継続している。半導体不足による自動車減産、原料価格高騰・調達懸念、ウクライナ情勢も併存している。 - FY2022悪化有価証券報告書
「感染症の再拡大や世界的な半導体不足による自動車の減産に加え、原料の価格高騰や調達懸念等が続く中、ウクライナ問題の発生により先行きの不透明感は更に強まっております。」
感染症、半導体不足、物流混乱に加え、自動車減産、原料価格高騰・調達懸念、ウクライナ問題が明示され、供給制約と先行き不透明感がさらに広がった。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「海上輸送を中心とする物流の混乱、需要増に対して価格の高騰や供給量不足による原料調達の混乱、中国でのエネルギ-や環境問題懸念による顧客での生産制限等もあり、先行きの不透明感は引き続き強い状況です。」
従来の海上輸送の混乱や半導体不足に加え、価格高騰・供給量不足による原料調達の混乱、中国でのエネルギー・環境問題を背景とする顧客の生産制限が明示され、供給制約の具体的な影響が広がっている。 - FY2022-Q2再掲有価証券報告書
「国内では、顧客における生産活動は、回復基調にあるものの、緊急事態宣言等の断続的な発出の影響により、依然自粛ムードを引きずり、全体としては十分な回復には至っておりません。海外では、新型コロナウイルスによる景気後退から持ち直し、景況感は改善しましたが、世界的な海上輸送の混乱や半導体不足、新型コロナウイルス変異種の流行懸念等により、先行きの不透明感は、引き続き強い状況です。」
世界的な海上輸送の混乱、半導体不足、変異種の流行懸念を含む供給制約・外部環境リスクを継続して記載している。 - FY2022-Q1初出有価証券報告書
「世界的な海上輸送の混乱や半導体不足、新型コロナウイルス変異種の流行等により、先行きの不透明感は、引き続き強い状況です。」
世界的な海上輸送の混乱と半導体不足を、感染症変異種の流行とともに、先行きの不透明感を強める具体的な外部要因として初めて独立して記載している。