新規事業の黒字化・投資回収の遅延
FY2021に初出。15回の記載のうち8回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2022-Q2。直近の記載はFY2026。
ビジョナルがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2025年。同じテーマの他社の中央値(2024年)より1年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2019年。25社中6社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに5社。
- FY2026悪化有価証券報告書
「Incubationセグメントの各事業については、HR Techセグメントより生み出される利益の範囲内で人材投資、新規プロダクト開発、広告宣伝活動等を行っており、当連結会計年度のセグメント売上高は5,488百万円(前年同期比74.9%増)、セグメント損失は2,434百万円(前年同期は1,691百万円のセグメント損失)となりました。」
Incubationの売上高は増加した一方、セグメント損失は前年同期の1,691百万円から2,434百万円へ拡大し、新規事業の黒字化・投資回収に関する実績面が悪化した。 - FY2026-H1悪化有価証券報告書
「Incubationセグメントの各事業については、HR Techセグメントより生み出される利益の範囲内で人材投資、新規プロダクト開発、広告宣伝活動等を行っており、当中間連結会計期間のセグメント売上高は2,467百万円(前年同期比121.1%増)、セグメント損失は939百万円(前年同期は774百万円のセグメント損失)となりました。」
Incubationの売上高は増加した一方、セグメント損失は前年同期の774百万円から939百万円へ拡大し、黒字化・投資回収に関する実績面は前回の悪化局面からさらに悪化した。 - FY2025悪化有価証券報告書
「Incubationセグメントの各事業については、HR Techセグメントより生み出される利益の範囲内で人材投資、新規プロダクト開発、広告宣伝活動等を行っており、当連結会計年度のセグメント売上高は3,139百万円(前年同期比41.4%増)、セグメント損失は1,691百万円(前年同期は1,020百万円のセグメント損失)となりました。」
Incubationの売上高は増加した一方、セグメント損失は前年同期の1,020百万円から1,691百万円へ拡大し、前回の改善局面から悪化した。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「Incubationセグメントの各事業については、HR Techセグメントより生み出される利益の範囲内で人材投資、新規プロダクト開発、広告宣伝活動等を行っており、当中間連結会計期間のセグメント売上高は1,115百万円(前年同期比9.9%減)、セグメント損失は774百万円(前年同期は324百万円のセグメント損失)となりました。」
Incubationセグメントの売上高が前年同期比で減少し、セグメント損失は前年同期の324百万円から774百万円へ拡大した。新規事業の黒字化・投資回収に関する実績面が前回の改善局面から悪化した。 - FY2024-Q3対処有価証券報告書
「Incubationセグメントの各事業については、HR Techセグメントより生み出される利益の範囲内で人材投資、新規プロダクト開発、広告宣伝活動等を行っており、当第3四半期連結累計期間のセグメント売上高は1,689百万円(前年同期比3.9%減)、セグメント損失は579百万円(前年同期は1,085百万円のセグメント損失)となりました。」
Incubationセグメントの損失は前年同期の1,085百万円から579百万円へ縮小した。黒字化には至っていないが、新規事業の損失拡大・投資回収懸念は前期より緩和された。 - FY2024-Q2対処有価証券報告書
「Incubationセグメントの各事業については、HR Techセグメントより生み出される利益の範囲内で人材投資、新規プロダクト開発、広告宣伝活動等を行っており、当第2四半期連結累計期間のセグメント売上高は1,237百万円(前年同期比13.3%増)、セグメント損失は324百万円(前年同期は796百万円のセグメント損失)となりました。」
Incubationセグメントの損失は前年同期の796百万円から324百万円へ縮小した。黒字化には至っていないが、新規事業の損失拡大・投資回収懸念は前期より緩和された。 - FY2024-Q1対処有価証券報告書
「Incubationセグメントの各事業については、HR Techセグメントより生み出される利益の範囲内で人材投資、新規プロダクト開発、広告宣伝活動等を行っており、当第1四半期連結累計期間のセグメント売上高は689百万円(前年同期比39.3%増)、セグメント損失は184百万円(前年同期は456百万円のセグメント損失)となりました。」
Incubationセグメントの損失は前年同期の456百万円から184百万円へ縮小した。黒字化には至っていないが、新規事業の損失拡大局面から改善が示された。 - FY2023対処有価証券報告書
「Incubationセグメントの各事業については、HR Techセグメントより生み出される利益の範囲内で人材投資、新規プロダクト開発、広告宣伝活動等を行っており、当連結会計年度のセグメント売上高は2,460百万円(前年同期比22.9%増)、セグメント損失は1,401百万円(前年同期は1,649百万円のセグメント損失)となりました。」
Incubationのセグメント損失は前年同期の1,649百万円から1,401百万円へ縮小した。黒字化には至っていないが、損失拡大局面からは改善が示された。 - FY2023-Q3対処有価証券報告書
「Incubationセグメントの各事業については、HR Techセグメントより生み出される利益の範囲内で人材投資、新規プロダクト開発、広告宣伝等を行っており、当第3四半期連結累計期間のセグメント売上高は1,758百万円(前年同期比21.9%増)、セグメント損失は1,085百万円(前年同期は1,206百万円のセグメント損失)となりました。」
Incubationセグメントの損失は前年同期の1,206百万円から1,085百万円へ縮小した。黒字化には至っていないが、新規事業の損失拡大局面からは改善が示された。 - FY2023-Q2対処有価証券報告書
「Incubationセグメントの各事業については、HR Techセグメントにより生み出される利益の範囲内で人材投資、新規プロダクト開発、広告宣伝等を行っており、当第2四半期連結累計期間のセグメント売上高は1,092百万円(前年同期比23.7%増)、セグメント損失は796百万円(前年同期は821百万円のセグメント損失)となりました。」
Incubationセグメントの売上高は増加し、セグメント損失は前年同期の821百万円から796百万円へ25百万円縮小した。黒字化には至っていないが、新規事業の損失拡大局面からは一定の改善が示されている。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間のセグメント売上高は495百万円(前年同期比19.8%増)、セグメント損失は456百万円(前年同期は405百万円のセグメント損失)となりました。」
Incubationセグメントの損失が前年同期の405百万円から456百万円へ拡大し、新規事業の黒字化・投資回収に関する実績面の悪化が続いている。 - FY2022悪化有価証券報告書
「Incubationセグメントの各事業については、HR Techセグメントより生み出される利益の範囲内で人材投資、新規プロダクト開発、広告宣伝活動等を行っており、当連結会計年度のセグメント売上高は2,002百万円(前年同期比34.8%増)、セグメント損失は1,649百万円(前年同期は863百万円のセグメント損失)となりました。」
Incubationのセグメント損失が前年同期の863百万円から1,649百万円へ拡大し、新規事業の黒字化・投資回収に関する実績面の悪化が続いた。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間のセグメント売上高は1,442百万円(前年同期比38.6%増)、セグメント損失は1,206百万円(前年同期は564百万円のセグメント損失)となりました。」
Incubationセグメント損失は前四半期累計の821百万円から1,206百万円へ、前年同期の564百万円からも拡大した。新規事業の黒字化・投資回収に関する実績面の悪化が続いているが、投資回収不能そのものは記載されていない。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間のセグメント売上高は883百万円(前年同期比30.7%増)、セグメント損失は821百万円(前年同期は329百万円のセグメント損失)となりました。」
Incubationセグメントの損失が前年同期の329百万円から821百万円へ拡大しており、新規事業の黒字化・投資回収に関する懸念を示す実績面の悪化が見られる。 - FY2021初出有価証券報告書
「現時点で新規事業の多くは黒字化を達成しておらず、新規事業の拡大・成長が当初の予測通りに進まない場合、投資資金を回収できず、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。」
新規事業の多くが現時点で黒字化していないという事実を前提に、成長遅延・投資回収不能のリスクを示している。