技術融合による高付加価値製品と新規市場開拓
FY2016に初出。12回の記載のうち10回が「前進」で、最初の「前進」はFY2017。直近の記載はFY2023。
カネカがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2023年。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2023年。16社中2社が悪化側に。
直近の記載が「再定義」なのは、ほかに2社。
- FY2023再定義有価証券報告書
「イノベーションとは「違ったやり方でことを運ぶ新結合」のことです。異質なものどうしを、異質な事業領域で、新しく組み合わせること。このことをカネカは「ハイブリッド経営」と呼んでいます。バイオ技術×高分子技術で技術と技術を組み合わせた「生分解性バイオポリマーGreen Planet」、Supplement×Foodsで製品と製品を組み合わせた「わたしのチカラQ10ヨーグルト」など、多数の新結合が生まれ、順調に成長しています。」
技術融合による高付加価値製品の方針を、「ハイブリッド経営」という経営概念として明示し、Green PlanetやQ10ヨーグルトを異なる技術・事業の組み合わせの実例として示している。 - FY2023-Q2前進有価証券報告書
「5G、フレキシブルディスプレイ、画像センサー部品などの市場を先回りしたカネカならではの新しい製品開発に注力しています。」
技術融合・高付加価値製品の展開先として、5G、フレキシブルディスプレイ、画像センサー部品向けの新製品開発を具体化している。 - FY2023-Q1前進有価証券報告書
「また、低分子医薬品における抗ウィルス薬の新規大型案件や抗体医薬品精製用のプロテインA担体の販売が業績に寄与しました。」
技術・製品の展開が、抗ウイルス薬の新規大型案件および抗体医薬品精製用プロテインA担体の販売寄与へ具体化している。 - FY2020-Q3前進有価証券報告書
「このSVは、自動車の自動運転システム支援用CMOSセンサー素材など他社が真似できない素材を末端のデジタルデバイスメーカーと共同で開発を進めています。今後拡大が見込まれる有機ELディスプレイや5Gスマートフォンなどデジタルトランスフォーメーションを支えるユニークな新製品の研究開発活動を強化してまいります。」
高分子等の技術展開が、自動運転支援用CMOSセンサー素材の共同開発や、有機EL・5G向け新製品の研究開発強化へ具体化している。 - FY2020-Q1前進有価証券報告書
「しかし、有機ELディスプレイや5Gスマートフォン向けポリイミドワニス・透明ポリイミドフィルム・新規ピクシオなど、技術革新が続いている新しい市場でユニークな新製品の販売が拡大しています。」
スマートフォン市場の減速下でも、有機ELディスプレイや5Gスマートフォン向けのポリイミド関連新製品など、新市場での販売拡大を記載している。 - FY2019前進有価証券報告書
「カネカ生分解性ポリマーPHBH®については、世界的な使い捨てプラスチックの規制強化のなか、FDAに加え本年1月には欧州委員会で果物・野菜袋用途などの包装材料として認定されました。更に今般、すべての食品用途に対する欧州委員会での審査が終了し、本年秋にも欧州全域での使用が可能となる見通しです。」
PHBHについてFDAに続き欧州委員会の包装材料認定を得て、すべての食品用途の審査終了まで進展している。 - FY2019-Q3前進有価証券報告書
「エポキシマスターバッチは、自動車向け構造用接着剤などの採用が進み販売が拡大しており、今般、能力増強を決定しました。また、航空機・宇宙産業向け複合材の事業展開もスピード感を持って進めていくため、次世代先端技術素材としてプリプレグの生産設備を新設しました。」
エポキシマスターバッチは採用・販売拡大を受けて能力増強を決定し、航空機・宇宙産業向けプリプレグでは生産設備の新設まで進んでいる。 - FY2019-Q2前進有価証券報告書
「また、ユニークなソリューション素材であるエポキシマスターバッチは、自動車向け構造用接着剤での採用が増加し、需要の拡大期を迎えております。早期に能力増強を決定する準備中です。」
エポキシマスターバッチの自動車向け構造用接着剤での採用増加を受け、能力増強の決定準備に進んでいる。 - FY2019-Q1前進有価証券報告書
「自動車・電子部品向けにエポキシマスターバッチの用途開発が進展しております。また次世代先端技術素材としての航空機・宇宙産業向け複合材についてもプリプレグ生産設備の新設を通じ、スピードある事業展開に注力していきます。」
技術の用途展開が自動車・電子部品向けエポキシマスターバッチ、航空機・宇宙産業向け複合材へ具体化している。 - FY2018-Q3前進有価証券報告書
「また、ディスプレイ向けなどポリイミド樹脂技術を活用した新製品の採用機種も増加し収益に寄与しました。」
ポリイミド樹脂技術を活用した新製品について、採用機種の増加と収益への寄与を記載している。 - FY2017前進有価証券報告書
「発酵、合成、高分子の技術を健康分野に適用し、医薬品有効成分(API)、機能性食品、医療用カテーテル、再生・細胞医療の開発等を行なっております。」
発酵・合成・高分子技術を健康分野へ適用する技術融合の範囲を具体的に示している。 - FY2016初出有価証券報告書
「当社グループは、高分子技術及び発酵技術を基礎とし、それらの技術を複合・融合させることで、多岐にわたる分野で高付加価値製品を開発、商品化し、継続的に新規市場の開拓を行うことで、事業の優位性を確保しております。」
高分子技術と発酵技術の複合・融合を、製品開発と新規市場開拓の基盤としている。