新型コロナウイルスによる世界経済・事業環境の不透明化
FY2020-Q3に初出。13回の記載のうち2回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2021-Q1。直近の記載はFY2023。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2019年。36社中13社が悪化側に。
直近の記載が「削除」なのは、ほかに9社。
- FY2023削除有価証券報告書
「当連結会計年度における世界経済は、各国で行動制限が緩和され、社会経済活動の正常化が進展したことにより緩やかな回復基調で推移しましたが、資源・エネルギー価格の高騰や根強いインフレ圧力が継続していることに加え、欧米の金融引き締め政策等による景気後退リスクもあり、依然として先行き不透明な状況となっております。」
従来の新型コロナウイルス感染拡大・行動制限を中心とした個別リスクは本年度のリスク記述では再掲されず、正常化後のインフレ、金融引き締め、景気後退リスクへ重点が移っている。 - FY2023-Q3経済正常化とインフレ・金融引き締め・供給制約が併存有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間における世界経済は、各国で行動制限が緩和され、社会経済活動の正常化が進展したことにより緩やかな回復基調で推移しましたが、資源・エネルギー価格の高騰や世界規模でのインフレが継続していることに加え、欧米の金融引き締め政策等による景気後退リスクもあり、依然として先行きは不透明な状況となっております。」
新型コロナウイルスによる行動制限の緩和と経済正常化が進む一方、資源・エネルギー価格高騰、世界的インフレ、欧米の金融引き締め政策による景気後退リスクが併記された。 - FY2023-Q2経済正常化と高インフレ・中国減速リスクが併存有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間における世界経済は、中国を除く多くの国で行動制限が緩和され、社会経済活動の正常化が進展したことにより緩やかな回復基調で推移しましたが、資源・エネルギー価格の高騰や高インフレの長期化、ゼロコロナ政策に伴う中国経済の減速など懸念材料も多く、依然として先行きは不透明な状況となっております。」
中国を除く多くの国で経済正常化が進む一方、資源・エネルギー価格高騰、高インフレの長期化、中国経済の減速により先行き不透明との説明を継続している。 - FY2023-Q1経済正常化と資源・物流・中国減速リスクが併存有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間における世界経済は、各国で新型コロナウイルス感染症による行動制限が緩和され、経済活動の正常化に向けた持ち直しの動きが見られましたが、世界的な資源・エネルギー価格の高騰、コンテナ不足に伴う物流の混乱、ゼロコロナ政策に伴う中国経済の減速など懸念材料も多く、依然として先行きは不透明な状況となっております。」
行動制限緩和による経済正常化が進む一方、資源・エネルギー価格高騰、コンテナ不足、中国のゼロコロナ政策による減速が新たな懸念として併記された。 - FY2022経済回復と変異株・供給制約が併存有価証券報告書
「国内外におけるワクチン接種の進展等により、経済活動は正常化しつつありますが、変異株の発生などもあり、感染の再拡大や経済活動の自粛に伴う消費の低迷や景気の悪化が生じた場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。」
経済活動の正常化を記載する一方、変異株、感染再拡大、自粛による景気悪化を引き続きリスクとしている。 - FY2022-Q3経済回復と半導体不足・変異株懸念が併存有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間における世界経済は、各国の経済対策やワクチン接種が進展した影響により、先進国を中心として経済・社会活動の正常化が進み、回復基調で推移しました。…国内外ともに今後も経済の回復傾向が継続するとの見方がある一方で、世界的な半導体供給不足の長期化や原材料価格の高騰、また新型コロナウイルス変異株の感染再拡大などの懸念材料もあり、先行きは依然として不透明な状況となっております。」
経済・社会活動の正常化と回復基調が進む一方、半導体供給不足の長期化、原材料価格高騰、変異株の感染再拡大により先行き不透明との説明を継続している。 - FY2022-Q2経済回復と感染再拡大が併存有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間における世界経済は、各国の経済対策やワクチン接種が進展した影響により、国や地域によるばらつきはあるものの、総じてコロナ危機による経済減速から持ち直す動きが継続いたしました。今後につきましては、ワクチン接種の普及に伴い経済の正常化が期待される一方で、新型コロナウイルスの感染再拡大、世界的な需要急増に伴う半導体不足、原材料価格の高騰などの懸念材料もあり、先行きは不透明な状況となっております。」
経済対策・ワクチン接種により持ち直しが続く一方、新型コロナウイルスの感染再拡大が懸念され、先行き不透明との説明を継続している。 - FY2022-Q1経済回復と変異株再拡大が併存有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間における世界経済は、各国の経済対策やワクチン接種が進展した影響により持ち直しの動きが顕著となりましたが、足元では東南アジア・南アジアで感染力の強い変異株による感染再拡大が相次ぎ、一部の国では都市封鎖を実施するなど、依然として先行きは不透明な状況となっております。」
経済対策・ワクチン接種による持ち直しが進む一方、変異株の感染再拡大と都市封鎖が発生し、新型コロナウイルスによる先行き不透明感が継続している。 - FY2021-Q3経済活動は回復も感染拡大・再拡大が継続有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染症が世界的に蔓延し、社会・経済活動が大きく制限され停滞するなど、極めて厳しい状況となりましたが、経済活動の再開や経済対策に伴い緩やかな回復基調となっております。しかしながら、米国や欧州を中心に同感染症の拡大が続いているなど依然終息の目処が見られず予断を許さない状況が続いております。」
経済活動の再開と緩やかな回復基調を記載する一方、感染症の拡大継続、終息の目処がないこと、国内での再拡大により不透明な状況が続いている。 - FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染症が世界的に蔓延し、社会・経済活動が大きく制限され停滞するなど、極めて厳しい状況となりました。足元では徐々に経済活動が再開されているものの、特定の国・地域では同感染症が再拡大するなど予断を許さない状況が続いております。」
世界的な感染拡大により社会・経済活動の制限・停滞が続き、一部地域では感染症が再拡大していると記載された。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染症が世界的に蔓延し、社会・経済活動が停滞するなど、極めて厳しい状況となりました。…今後第二波の発生も懸念され、先行き不透明な状況が続いております。」
前期末時点の不透明化懸念から、世界的な感染拡大、社会・経済活動の停滞、第二波への懸念へと影響が拡大している。 - FY2020顕在化有価証券報告書
「期末にかけては新型コロナウイルスの感染拡大により、先行きは一段と不透明感が増しており、景気後退の長期化が懸念されます。」
新型コロナウイルス感染症の影響が年度終盤の経済・事業環境に現れ、全セグメントの減収減益や将来の景気後退長期化懸念と結び付けて記載された。 - FY2020-Q3初出有価証券報告書
「また、中国を発端とする新型コロナウイルスによる今後の影響も現段階では見通しが立たず、先行きは一段と不透明感が増しております。」
新型コロナウイルスによる今後の影響を見通せないことを、新たな外部環境上のリスクとして初めて明示している。