運輸外注費の削減による利益改善
FY2021-Q1に初出。6回の記載のうち3回が「再掲」。直近の記載はFY2024-Q1。
多木化学がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2023年。同じテーマの他社の中央値(2021年)より2年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2018年。19社中2社が悪化側に。
直近の記載が「再定義」なのは、ほかに2社。
- FY2024-Q1再定義有価証券報告書
「貨物輸送量は前年同期並みに推移したものの、荷役量が減少し、売上高は6億95百万円と前年同期に比べ2.0%の減少となり、加えて売上原価率が上昇したこともあり、営業利益は58百万円と前年同期に比べ49.8%の大幅な減少となりました。」
従来の運輸外注費削減・修繕費減少による利益改善から、当四半期は売上原価率上昇が減益要因として示される構成へ変わった。 - FY2023-Q1再定義有価証券報告書
「荷役量は増加したものの、内航輸送の需要が減退に転じたことなどにより、売上高は7億9百万円と前年同期に比べ0.4%の減少となりましたが、売上原価率の低下や販売費及び一般管理費の減少などもあり、営業利益は1億16百万円と前年同期に比べ46.5%の大幅な増加となりました。」
従来の運輸外注費削減の明示から、当第1四半期は売上原価率の低下および販管費減少による利益改善として記載されている。 - FY2021再掲有価証券報告書
「運輸外注費の削減や修繕費の減少などもあり、営業利益は2億49百万円と前期に比べ231.1%の大幅な増加となりました。」
運輸外注費削減と修繕費減少による利益改善が通期でも確認され、施策の効果が継続している。 - FY2021-Q3再掲有価証券報告書
「荷動きが低調に推移したことにより、売上高は17億34百万円と前年同期に比べ8.2%の減少となりましたが、運輸外注費の削減や修繕費の減少などもあり、営業利益は1億94百万円と前年同期に比べ253.4%の大幅な増加となりました。」
荷動き低調による減収を補う運輸外注費削減の施策が継続し、修繕費減少も利益改善要因として記載されている。 - FY2021-Q2再掲有価証券報告書
「荷動きが低調に推移したことにより、売上高は11億20百万円と前年同期に比べ14.7%の大幅な減少となりましたが、運輸外注費の削減や修繕費の減少などもあり、営業利益は1億18百万円と前年同期に比べ104.4%の大幅な増加となりました。」
運輸外注費の削減が第1四半期に続いて利益改善に寄与し、修繕費の減少も加わって営業増益が継続している。 - FY2021-Q1初出有価証券報告書
「荷動きが低調に推移したことにより、売上高は5億22百万円と前年同期に比べ10.3%の大幅な減少となりましたが、運輸外注費の削減に努めた結果、営業利益は53百万円と前年同期に比べ111.7%の大幅な増加となりました。」
運輸事業の荷動き低調による減収を補う具体的施策として、運輸外注費の削減が初めて独立して確認され、営業利益の大幅増加という結果も示された。