STAGEの債務超過と人材紹介事業の回収不確実性
FY2022に初出。5回の記載のうち3回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2023。直近の記載はFY2025。
スタメンがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2024年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2023年。12社中6社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに2社。
- FY2025顕在化有価証券報告書
「当事業年度においては、関係会社株式のうち株式会社STAGEの株式について、市場開拓や知名度向上のための成長投資コストが先行して発生している状況下、財政状態が悪化し、実質価額が著しく低下したため、昨年度に引き続き帳簿価額を実質価額まで減額処理をしております。」
STAGEについて、財政状態悪化と実質価額の著しい低下を理由に、前年度に続き7,021千円の関係会社株式評価損を計上した。 - FY2024顕在化有価証券報告書
「当事業年度においては、関係会社株式のうち株式会社STAGEの株式について、市場開拓や知名度向上のための成長投資コストが先行して発生している状況下、財政状態が悪化し、実質価額が著しく低下したため、昨年度に引き続き帳簿価額を実質価額まで減額処理をしております。」
STAGEについて、前年度に続き財政状態の悪化と実質価額の著しい低下を理由に関係会社株式評価損13,972千円を計上した。 - FY2024-Q1再掲有価証券報告書
「人材紹介事業は、エンゲージメント経営を人材採用の視点から支援する新しい人材紹介事業として2022年4月から本格的に事業を開始しました。当第1四半期連結累計期間においては、市場開拓や知名度向上のための成長投資コストが先行して発生している状況ではありますが、事業計画達成に向け着実に市場規模を広げていっております。」
STAGEの人材紹介事業について、市場開拓・知名度向上の成長投資が先行する状況と市場拡大の説明を再掲している。 - FY2023顕在化有価証券報告書
「当事業年度においては、関係会社株式のうち株式会社STAGEの株式について、市場開拓や知名度向上のための成長投資コストが先行して発生している状況下、財政状態が悪化し、実質価額が著しく低下したため、帳簿価額を実質価額まで減額処理をしております。」
STAGEの財政状態悪化により実質価額が著しく低下し、単体財務諸表で関係会社株式評価損32,153千円を計上した。前回示された債務超過・回復仮定に関連する損失が実際に認識された。 - FY2022初出有価証券報告書
「株式会社STAGEは、市場開拓や知名度向上のための成長投資コストが先行して発生している状況であり、当事業年度末において債務超過の状況にありますが、財政状態が回復する見込みであると認められるため、株式の減損処理及び貸付金に対する貸倒引当金の計上は行っておりません。」
連結子会社STAGEは市場開拓・知名度向上の投資コストが先行し、当事業年度末に債務超過となっている。2025年12月期までに財政状態が回復するとの仮定を置いており、想定を下回れば株式減損等の可能性があると記載している。