SGL Carbon黒鉛電極事業の買収による競争力向上
FY2016-Q3に初出。6回の記載のうち2回が「実績引用」で、最初の「実績引用」はFY2018-Q2。直近の記載はFY2018。
直近の記載が「実績引用」なのは、ほかに0社。
- FY2018実績引用有価証券報告書
「黒鉛電極事業は、中国の環境政策の厳格化に伴う電炉鋼生産の拡大、旺盛な米国市場を始めとする世界的な電炉鋼生産の増加等により需給が逼迫したため国際市況が大きく上昇し、併せて前年下期の昭和電工カーボン・ホールディングGmbHの連結子会社化の通期寄与もあり大幅増収となった。」
完了したSGL系事業の子会社化が通期寄与として引用され、黒鉛電極事業の大幅増収の要因となった。 - FY2018-Q3前進有価証券報告書
「平成29年10月2日に行われた当社とSGL GE Holding GmbHとの企業結合について、前連結会計年度、第1四半期連結会計期間及び第2四半期連結会計期間において暫定的な会計処理を行っていたが、当第3四半期連結会計期間において確定している。この暫定的な会計処理の確定に伴い、取得原価の当初配分額に重要な見直しが反映されており、主として投資有価証券の評価に係る繰延税金負債が減少した結果、前連結会計年度に暫定的に算定された負ののれん発生益の金額が、4,026百万円増加し7,141百万円となっている。」
完了済みのSGL GE Holding GmbHとの企業結合について、暫定的だった会計処理が第3四半期会計期間に確定した。 - FY2018-Q2実績引用有価証券報告書
「黒鉛電極事業は、需給逼迫に伴う販売価格の上昇に加え、前年下期の昭和電工カーボン・ホールディングGmbHの連結子会社化により大幅増収となった。」
完了した黒鉛電極事業の子会社化について、需給逼迫による販売価格上昇とともに大幅増収の要因として引用している。 - FY2018-Q1達成有価証券報告書
「黒鉛電極事業は、需給逼迫に伴う販売価格の上昇に加え、前年下期の昭和電工カーボン・ホールディングGmbHの連結子会社化により大幅増収となった。」
計画されていたSGL Carbon系黒鉛電極事業の取得は、昭和電工カーボン・ホールディングGmbHの連結子会社化として完了したことが示され、その統合効果が大幅増収に現れている。 - FY2016再掲有価証券報告書
「株式取得の時期 平成29年年央(予定) 本株式取得は、ドイツ、米国その他の国において適用される競争法に基づく関係当局の承認等を条件としている。」
SGL Carbonの黒鉛電極事業買収は、100%取得、概算156億円、平成29年年央予定という計画段階で継続している。 - FY2016-Q3初出有価証券報告書
「当社は、SGL Carbon SE(以下、「SGL Carbon」)の完全子会社であるSGL CARBON GmbHから、その保有する黒鉛電極事業を営むSGL GE Holding GmbH(以下、「SGL GE」)の全株式を取得し子会社とすること、及びSGL GEの事業価値は350百万ユーロとすることについて、SGL Carbonと合意し、平成28年10月20日付の取締役会において承認を得て、同日付で株式売買契約を締結した。当社は、かかる状況下、欧州、米国及び東南アジアに製造拠点を有し、コスト競争力に優れたSGL Carbonの黒鉛電極事業を買収し、当社事業との統合効果を発現することが、当社黒鉛電極事業の競争力向上に資するものと判断した。」
全株式取得による子会社化を予定し、事業価値は350百万ユーロ、取得価額概算は156億円、取得後持分比率は100%とされた。取得時期は平成29年年央予定で、競争法上の承認等を条件としている。