海外における商標・知的財産権リスク
FY2018に初出。6回の記載のうち3回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2019。直近の記載はFY2024。
ジェリービーンズグループがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2019年。同じテーマの他社の中央値(2024年)より5年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2024年。8社中2社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに17社。
- FY2024再掲有価証券報告書
「販売先が、その独自の判断において日本国外で商品を流通した場合において、それに起因・関連して当社グループが第三者の知的財産権を侵害したと判断された場合は、当該第三者から損害賠償請求や使用差止め請求等の訴えを提訴される可能性があります。」
海外流通に伴う第三者知的財産権問題と損害賠償・使用差止め請求の可能性を継続して記載している。 - FY2023再掲有価証券報告書
「販売先が、その独自の判断において日本国外で商品を流通した場合において、それに起因・関連して当社グループが第三者の知的財産権を侵害したと判断された場合は、当該第三者から損害賠償請求や使用差止め請求等の訴えを提訴される可能性があります。」
海外流通に伴う第三者商標・知的財産権問題と損害賠償・使用差止め請求の可能性を継続して記載している。 - FY2021悪化有価証券報告書
「2021年1月31日現在において、51件の商標権を取得しております(うち16件については海外における商標権)。」
商標権数は前年度の52件から51件、海外商標権は17件から16件となり、海外での商標使用制限に加えてライセンス等の事業化機会への影響も記載している。 - FY2020悪化有価証券報告書
「2020年1月31日現在において、52件の商標権を取得しております(うち17件については海外における商標権)。しかしながら、今後海外進出を行う場合、或いは販売先が、独自の判断において日本国外で商品を流通する場合において、当社グループに先行して、第三者により同一商標の登録がなされていた場合、商標の使用が制限または禁止される可能性があります。」
取得商標権は前年度の54件から52件、海外商標権は18件から17件となった。また、海外進出や第三者の知的財産権侵害に伴う損害賠償・使用差止め請求の可能性も記載されている。 - FY2019悪化有価証券報告書
「平成31年1月31日現在において、54件の商標権を取得しております(うち18件については海外における商標権)。しかしながら、今後海外進出を行う場合、或いは販売先が、独自の判断において日本国外で商品を流通する場合において、当社グループに先行して、第三者により同一商標の登録がなされていた場合、商標の使用が制限または禁止される可能性があります。」
取得商標権数は前期の55件から54件となり、さらに第三者の知的財産権侵害を理由とする損害賠償・使用差止め請求の可能性も記載され、リスクの説明範囲が広がっている。 - FY2018初出有価証券報告書
「平成30年1月31日現在において、55件の商標権を取得しております(うち18件については海外における商標権)。しかしながら、今後海外進出を行う場合、或いは販売先が、独自の判断において日本国外で商品を流通する場合において、当社グループに先行して、第三者により同一商標の登録がなされていた場合、商標の使用が制限または禁止される可能性があります。」
保有商標権の件数を示したうえで、海外進出や海外流通時の第三者商標登録による使用制限・禁止の可能性を記載している。