金融機関の与信方針変更による資金調達リスク
FY2022に初出。13回の記載のうち7回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2023。直近の記載は2026-10-19。
ホームポジションがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2026年。同じテーマの他社の中央値(2021年)より5年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2017年。105社中26社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに81社。
- FY2026-H1悪化有価証券報告書
「これは主に短期借入金が674,658千円増加したことによるものであります。固定負債は1,531,899千円となり、前事業年度末に比べ181,749千円増加いたしました。これは主に長期借入金が135,707千円、社債が44,500千円それぞれ増加したことによるものであります。」
有利子負債は前期末から増加し、短期・長期借入金及び社債がいずれも増加した。金融機関借入に依存する資金調達リスクへのエクスポージャーが拡大している。 - FY2025借入増加と第三者割当増資が併存有価証券報告書
「当社は、プロジェクト用地の仕入など事業遂行に不可欠な資金の過半を金融機関からの借入れで調達しており、当事業年度末における有利子負債の残高は7,703,992千円でした。」
有利子負債は前期末から増加した一方、ケイアイスター不動産への第三者割当増資により資本も増強された。 - FY2025-H1対処有価証券報告書
「この結果、自己資本比率は39.8%(前事業年度末は29.6%)となりました。」
第三者割当増資による自己資本の増強と自己資本比率の上昇により、金融機関借入への依存に関する財務上のエクスポージャーは低下している。 - FY2024対処有価証券報告書
「当事業年度末における有利子負債の残高は7,290,858千円でした。」
有利子負債残高は前期の9,755,620千円から減少した。加えて、後発事象として第三者割当増資による2,000百万円の調達と810百万円の借入金・社債返済が記載されている。 - FY2024-Q3対処有価証券報告書
「これは主に在庫の減少等に伴い、工事未払金が339,143千円、短期借入金が1,886,950千円それぞれ減少したことによるものであります。」
在庫減少等に伴い短期借入金が1,886,950千円減少し、負債合計も2,031,936千円減少しているため、金融機関の与信方針変更等に対する資金調達エクスポージャーは低下している。 - FY2024-Q2対処有価証券報告書
「これは主に在庫の減少等に伴い、短期借入金が783,890千円減少したことによるものであります。固定負債は2,211,601千円となり、前事業年度末に比べ77,130千円増加いたしました。これは主に新規借入等により長期借入金が134,020千円増加したことによるものであります。」
短期借入金の減少により負債合計は前事業年度末から791,597千円減少し、資金調達リスクへの全体的なエクスポージャーは低下した。一方、長期借入金は増加している。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「これは主に在庫の増加等に伴い、短期借入金、1年内償還予定の社債及び1年内返済予定の長期借入金合計で937,315千円増加したことによるものであります。」
在庫増加に伴い短期借入金等が増加し、有利子負債残高は9,755,620千円から10,852,571千円へ増加している。金融機関の与信方針変更等による資金調達リスクに対するエクスポージャーが拡大している。 - FY2023悪化有価証券報告書
「当事業年度末における有利子負債の残高は9,755,620千円でした。今後も事業規模拡大に伴ってプロジェクト用地の仕入件数が増加していくこと等から、有利子負債は増加することが予想されます。」
有利子負債残高が8,068,638千円から9,755,620千円へ増加し、金融機関の与信方針変更による調達リスクを引き続き記載している。 - FY2022初出有価証券報告書
「当事業年度末における有利子負債の残高は8,068,638千円でした。今後も事業規模拡大に伴ってプロジェクト用地の仕入件数が増加していくこと等から、有利子負債は増加することが予想されます。」
金融機関借入への依存と、事業規模拡大に伴う有利子負債増加を前提に、与信方針変更による調達制約の可能性を示している。