国産野菜の調達不足・価格変動リスク
FY2023に初出。11回の記載のうち5回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2025-Q1。直近の記載はFY2027-H1。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。64社中45社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに26社。
- FY2027-H1顕在化有価証券報告書
「利益については、売上の減少や包装資材等の製造コストの増加に加え、夏場の猛暑や少雨による白菜の歩留まりの低下や、初夏の雨天や低温による胡瓜の生育遅れなどの天候不順により、原料野菜の価格が高騰した影響を受け、減益となりました。」
猛暑・少雨による白菜の歩留まり低下、雨天・低温による胡瓜の生育遅れが発生し、原料野菜価格の高騰を通じて当中間期の減益に実際に影響したと記載している。 - FY2026対処有価証券報告書
「当初の予想より原料野菜の仕入価格が安定したこと、ご飯がススムキムチなどの製品価格改定や値引きなどの販売条件の適正化が予定どおり進んだこと及び原材料費、労務費、物流費等が抑制できたことにより、増益となりました。」
前期まで実際に発生していた原料野菜価格高騰による利益圧力について、当初予想より仕入価格が安定し、関連コストも抑制できたことを記載している。 - 2026-04-14対処決算
「当初の予想より原料野菜の仕入価格が安定したこと」
前期まで利益への影響が実際に発生していた原料野菜価格について、当期は当初予想より安定したと記載している。 - FY2026-H1対処有価証券報告書
「利益については、増収効果、当初の予想より原料野菜の仕入価格が安定したこと、ご飯がススムキムチなどの製品価格改定や値引きなどの販売条件の適正化が予定通り進んだこと及び原材料費・労務費・物流費等が抑制できたことにより、増益となりました。」
原料野菜の仕入価格が当初予想より安定し、前年まで実際に発生していた野菜価格高騰による利益圧力が当中間期には相対的に低減したと記載している。 - FY2025顕在化有価証券報告書
「利益については、夏場の高温や夏以降の天候不順、葉物野菜の品薄により引き合いが強まったことなどの要因により、原料となる白菜や胡瓜などの野菜の価格が高騰したことや物流費や人件費の上昇、売上高が減少したことなどの影響により減益となりました。」
高温・天候不順・葉物野菜の品薄により白菜・胡瓜等の原料野菜価格が高騰し、通期の減益に実際に影響したと記載している。 - FY2025-H1顕在化有価証券報告書
「利益については、春先の天候不順や夏場の高温などの天候要因により原料となる白菜や胡瓜などの野菜の価格が高騰したこと、売上高が減少したことや物流費や人件費の上昇などの影響により減益となりました。」
春先の天候不順と夏場の高温により白菜・胡瓜などの原料野菜価格が高騰し、物流費・人件費の上昇とともに中間期の減益に実際に影響したと記載している。 - FY2025-Q1顕在化有価証券報告書
「利益については、暖冬や春先の天候不順などの天候要因により原料となる白菜や胡瓜などの野菜の価格が高騰したこと、売上高が減少したことや物流費の上昇などの影響により減益となりました。」
暖冬や春先の天候不順により白菜・胡瓜などの原料野菜価格が高騰し、利益に影響したと記載している。 - FY2024悪化有価証券報告書
「特に近年は地球温暖化等の影響により異常気象の発生頻度が増加し、また発生時の規模も拡大しており、国産野菜の生育状況に長期間かつ広域に渡り影響を及ぼす可能性が高くなりつつあります。国産野菜の仕入価格が高止まりする等、製造コストの増加が長期化した場合には、利益率の低下が長期間に渡ることや、営業損失等に陥る可能性があること等から、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。」
異常気象について、発生頻度・規模の増加、長期・広域影響、製造コスト増加の長期化や営業損失の可能性までリスク記述を拡大している。 - FY2023初出有価証券報告書
「原材料産地における多雨や日照不足のような異常気象等の影響により、国産野菜の生育不良や生育遅れが発生した場合には、必要な量の確保が困難になることによる販売機会の損失、仕入価格の高騰や歩留まりの悪化による製造コスト増加の可能性があります。」
契約栽培や産地分散による対策を記載する一方、異常気象による数量確保困難、仕入価格上昇、歩留まり悪化をリスクとしている。