資金調達に伴う流動性リスク
FY2023に初出。5回の記載のうち2回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2024。直近の記載はFY2026。
ジェイフロンティアがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2026年。同じテーマの他社の中央値(2025年)より1年遅い。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに53社。
- FY2026再掲有価証券報告書
「当社グループにおいて、当該財務制限条項の一部に抵触している状況にありますが、借入先金融機関と協議の結果、期限の利益の喪失に関する請求は行われておらず、当面は当該借入契約に基づく取引関係が維持されております。」
財務制限条項への抵触は継続しているが、金融機関から期限の利益喪失請求は受けていないと記載している。 - FY2026-H1悪化有価証券報告書
「財務制限条項 ①利益維持 2026年5月期以降(2026年5月期を含む。)の各決算期末において連結の経常利益が赤字となった場合には、当該翌決算期末における連結の経常利益が赤字となる状態を生じさせないこと。また、2026年1月期以降(2026年1月期を含む。)の各決算期末において、対象会社単体の営業利益が150百万円を下回る状態を生じさせないこと。 ②純資産維持 2026年5月期以降(2026年5月期を含む。)の各決算期末の連結貸借対照表上の純資産の部の合計金額を、2025年5月期決算期末における連結貸借対照表上の純資産の部の合計金額の75%以上に維持すること。 ③D/Eレシオ 2026年5月期以降(2026年5月期を含む)の各決算期末の連結貸借対照表上のD/Eレシオを2.0倍以下に維持すること。」
shake-handsの株式取得に伴う10億円の借入について、経常利益、対象会社営業利益、連結純資産及びD/Eレシオに関する財務制限条項が付された。 - FY2025対処有価証券報告書
「なお、上記(2)及び(3)の財務制限条項に抵触しておりますが、当該借入契約について、本報告書提出日時点において、金融機関から期限の利益の喪失に係る権利行使の猶予を受けております。」
純資産維持及びD/Eレシオの財務制限条項への抵触は継続しているが、期限の利益喪失に係る金融機関の権利行使について猶予を受けている。 - FY2024悪化有価証券報告書
「上記(2)及び(3)の財務制限条項に抵触しておりますが、取引金融機関から期限の利益喪失に関する請求を受けておりません。」
純資産維持及びD/Eレシオに関する財務制限条項への抵触が実際に発生した。期限の利益喪失請求は受けていないと記載している。 - FY2023初出有価証券報告書
「資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理」
各社の資金繰計画の更新及び手許流動性の維持によって、支払能力に関する流動性リスクを管理する方針を初めて開示している。