海外事業における政治・規制・社会経済環境リスク
FY2018に初出。6回の記載のうち2回が「再掲」。直近の記載はFY2026-H1。
サッポロビールがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2023年。同じテーマの他社の中央値(2021年)より2年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。94社中47社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに27社。
- FY2026-H1顕在化有価証券報告書
「上記を除く輸出事業については、中東情勢の悪化に伴う物流・販売への影響等により、売上金額は前年同期比46%(現地通貨ベース)となりました。」
中東情勢の悪化に伴う物流・販売への影響が実際に発生し、その他輸出事業の売上金額が前年同期比46%となった。 - 2026-08-07悪化決算
「上記を除く輸出事業については、中東情勢の悪化に伴う物流・販売への影響等により、売上金額は前年同期比46%(現地通貨ベース)となりました。」
海外事業における政治・社会経済環境リスクについて、中東情勢の悪化が輸出事業の物流・販売減少として現れた。 - FY2022悪化有価証券報告書
「経済の動向、競争環境の変化や為替相場の変動に加えて、投資、貿易、税及び為替等に関する法的規制の変更、商慣習の相違、労使関係、地域紛争、テロリズム、伝染病並びにその他の政治的・社会的・経済的混乱等の要因により、当社グループの業績や財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。」
海外事業リスクの列挙に地域紛争が加わり、政治・社会・経済上の混乱要因が広く記載された。 - FY2022-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。」
新たな事業等のリスクはなく、前事業年度に記載したリスクにも重要な変更がないと明記している。 - FY2019再掲有価証券報告書
「経済の動向、競争環境の変化や為替相場の変動に加えて、投資、貿易、税及び為替等に関する法的規制の変更、商慣習の相違、労使関係、テロリズム、伝染病並びにその他の政治的・社会的・経済的混乱等の要因により、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。」
海外事業に伴う経済、競争、為替、規制、労使、テロ、感染症等の複合的リスクを継続して記載している。 - FY2018初出有価証券報告書
「経済の動向、競争環境の変化や為替相場の変動に加えて、投資、貿易、税及び為替等に関する法的規制の変更、商慣習の相違、労使関係、テロリズム、伝染病並びにその他の政治的・社会的・経済的混乱等の要因により、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。」
海外事業の拡充に伴う経済、競争、為替、法規制、労使、テロ、伝染病などの複合的なリスクを初めて体系的に記載している。