ロシアによるウクライナ侵攻等に起因する地政学リスク
FY2022に初出。5回の記載のうち2回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2023-Q1。直近の記載はFY2025。
ウェルネオシュガーがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2022年。同じテーマの他社の中央値(2023年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。78社中45社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに32社。
- FY2025再掲有価証券報告書
「不安定な国際情勢や為替変動影響などから、依然として先行きは不透明な状況にあります。」
地政学・国際情勢および為替変動による事業環境の不透明感を継続している。 - FY2023悪化有価証券報告書
「当社を取り巻く経営環境につきましては、新型コロナウイルス感染症に対する各種規制緩和も後押しし、人流回復などアフターコロナを見据えた社会・経済活動の正常化の兆しが見える一方で、長期化するロシア・ウクライナ情勢等による原材料やエネルギー価格の高騰など、2023年度においても先行き不透明な状況が続いております。」
ロシア・ウクライナ情勢の長期化に伴う原材料・エネルギー価格高騰が翌年度にも継続する経営環境上のリスクとして示されている。 - FY2023-Q2顕在化有価証券報告書
「海外原糖市況につきましては、1ポンド当たり19.42セントで始まり、ロシアのウクライナ侵攻によりエネルギー価格が高騰する中、収穫期を迎えた主要生産国ブラジルでサトウキビ生育が遅れたことや同国がバイオエタノールの生産を優先させるとの思惑から、砂糖生産量の減少が懸念され、4月中旬に今期高値となる20.51セントまで値を上げました。」
ロシアによるウクライナ侵攻を背景とするエネルギー価格高騰等が実際に原糖市況へ波及し、海外原糖相場は20.51セントまで上昇した。 - FY2023-Q1顕在化有価証券報告書
「海外原糖市況につきましては、1ポンド当たり19.42セントで始まり、ロシアのウクライナ侵攻によりエネルギー価格が高騰する中、収穫期を迎えた主要生産国ブラジルでサトウキビ生育が遅れたことや同国がバイオエタノールの生産を優先させるとの思惑から、砂糖生産量の減少が懸念され、4月中旬に今期高値となる20.51セントまで値を上げました。」
ロシアによるウクライナ侵攻を背景としたエネルギー価格高騰等が原糖市況の上昇要因として実際に現れ、海外原糖相場は20.51セントまで上昇した。 - FY2022初出有価証券報告書
「当社を取り巻く経営環境につきましては、ロシアによるウクライナ侵攻に端を発した地政学リスクの長期化を受け、各種商品市況の高止まりや金融市場への影響による景気の先行き不透明感が強まることで、世界経済は、コロナ禍前への回帰を期待するものの、更なる危機拡大に見舞われ、その収束はいまだに不透明な状況です。」
ロシアによるウクライナ侵攻を起点とする地政学リスクを新たな経営環境上のリスクとして記載し、商品市況高止まりや金融市場への影響を挙げている。