新型コロナウイルスによる消費冷え込み及び景気下振れ
FY2020-Q3に初出。14回の記載のうち7回が「再掲」。直近の記載はFY2024。
ニッソウがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2020年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。173社中110社が悪化側に。
直近の記載が「後退」なのは、ほかに17社。
- FY2024後退有価証券報告書
「事業環境におきましては、コロナ禍からの回復による社会経済活動の正常化が見られるものの」
新型コロナウイルスによる経済・消費環境のリスクについて、コロナ禍からの回復と社会経済活動の正常化が示され、従来より直接的なリスク表現が弱まっている。 - FY2023後退有価証券報告書
「新型コロナウイルスの変異株の蔓延により、感染拡大の影響が続いたものの、ウィズコロナの生活様式が浸透してきたことにより、経済活動は比較的堅調に推移しました。」
変異株による影響の継続には触れているが、ウィズコロナの浸透と経済活動の比較的堅調な推移が示され、従来よりリスク表現が弱まっている。 - FY2023-Q3後退有価証券報告書
「当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、一部に弱さが見られるものの、緩やかに持ち直しております。一方で世界的な金融引締め等が続く中、海外景気の下振れが我が国の景気を下押しするリスクとなっており、また、物価上昇、供給面での制約、金融資本市場の変動等が懸念され、十分注意する必要があります。」
経済が緩やかに持ち直しているとの認識が示され、新型コロナウイルスを直接の要因とする記載はなくなった。一方、海外景気の下振れ、物価上昇、供給制約及び金融資本市場の変動はリスクとして残っている。 - FY2023-Q2後退有価証券報告書
「当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、ウィズコロナの下で各種政策の効果もあり、一部に弱さがみられるものの、緩やかに持ち直してきておりますが、世界的な金融引締め等による海外景気の下振れ、物価上昇、供給面での制約、金融資本市場の変動等、わが国の景気を下押しするリスクがあり、先行き不透明な状況が続いております。」
新型コロナウイルスの感染拡大や波、行動制限を直接挙げる表現から「ウィズコロナ」へ移り、経済の緩やかな持ち直しにも言及している。一方、景気下押しリスクと先行き不透明感は残っている。 - FY2023-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の第7波やロシア・ウクライナ情勢の長期化など不透明な状況が続く中、各種政策の効果もあって穏やかに持ち直しておりますが、世界的な金融引締め等が続き、海外景気の下振れや物価上昇、供給面での制約や金融資本市場の変動等により、我が国の景気が下押しされるリスクがあり、依然として注視が必要な状況が継続しております。」
新型コロナウイルス感染症の第7波を含む経済・消費環境の不透明感と、景気下押しリスクが継続している。 - FY2022-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の新たな変異株の再拡大から経済活動の停滞が続いております。また、資源価格の高騰やロシア・ウクライナ情勢などの地政学的リスクの懸念等もあり、国内外において依然として先行きは不透明な状況にあります。」
新たな変異株の再拡大による経済活動の停滞と先行き不透明感が引き続き記載されている。 - FY2022-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による厳しい状況が徐々に緩和され、持ち直しの動きがみられていましたが、新たな変異株の流行やそれに対するまん延防止等重点措置が再度実施される等、先行き不透明な状況が続いております。」
感染症による厳しい状況の一部緩和に触れつつ、新たな変異株の流行及びまん延防止等重点措置の再実施により、先行き不透明とのリスク認識が継続している。 - FY2022-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、依然として厳しい状況で推移いたしました。ワクチン接種の促進等感染拡大防止に向けた政策による感染者数の減少や、9月末より緊急事態宣言が解除したこと等により、持ち直しの動きが続くことが期待されますが、個人消費の低迷、冬場にかけて新型コロナウイルス感染症の第6波の襲来が懸念される等、先行きは不透明な状況が続くと予想しております。」
感染者数の減少や緊急事態宣言解除による持ち直し期待に触れつつ、個人消費低迷と第6波への懸念から先行き不透明との認識を維持している。 - FY2021再掲有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症の拡大により、企業活動及び消費活動への影響は依然として先行き不透明な状況にあります。」
感染症による企業活動・消費活動への影響と先行き不透明感が引き続き記載されている。 - FY2021-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大による影響により、政府の各種施策による下支えがありながらも、外出自粛による個人消費の落ち込みや、企業活動の停滞等、厳しい状況が続いております。また同感染症の感染拡大防止策として緊急事態宣言が再度発令される等、経済・社会活動が制限され、依然として先行きが不透明な状況が続いております。」
新型コロナウイルス感染症による個人消費の落ち込み、企業活動の停滞、経済・社会活動の制限及び先行き不透明感が継続している。新たな事業等のリスクや既存リスクの重要な変更はないと明記されている。 - FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、経済・社会活動が制限され、個人消費が急速に減少するなか、GoToキャンペーン等の経済対策による押し上げ効果があったものの、同感染症の再流行に伴い1月より首都圏を対象に再び緊急事態宣言が発出される等、厳しい状況が続き、先行き不透明な状況となっております。」
感染症の再流行と首都圏への再度の緊急事態宣言により、個人消費の急速な減少と厳しい経済状況が記載され、リスク認識が一段深刻化している。 - FY2021-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、経済・社会活動が制限され、個人消費の低迷や経済活動の停滞等、厳しい状況が続き先行き不透明な状況となっております。」
感染症による経済・社会活動の制限、個人消費の低迷及び経済活動の停滞が引き続き記載されている。 - FY2020悪化有価証券報告書
「当社といたしましても、感染症の影響による事業活動の制限や、国内経済及び企業業績の減速、個人消費意欲の減退等が懸念され、当面の見通しは極めて不透明ではありますが」
事業活動の制限、国内経済の減速、個人消費意欲の減退を挙げ、当面の見通しを極めて不透明と記載している。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「当社の属するリフォーム業界は、新たな参入業者の増加・新築専門業者からの参入もあり、さらに激戦になっているとはいうものの、建物の老朽化は避けられず、業界全体としては微増ではありますが需要は増大傾向にあります。一方、新型コロナウイルス感染症拡大により、中国国内の経済活動の抑制影響によりサプライチェーンに滞りが生じるなどの影響が出ているほか日本国内においても住設建材等のサプライチェーンに滞りが生じるなどの影響によって工事進行に支障が出る可能性があり、また国内での転居率の低下が予測されるため、景気の先行きは不透明な状況となっております。」
経済全体については、消費活動の冷え込み、設備投資の先送り、景気の大幅な下振れ予想及び国内転居率の低下予測が示されている。