2026年の日銀金融政策決定会合はいずれも米ドル/円が160円前後で推移し、現在の発表を前に市場は円安阻止姿勢の強弱や介入リスクを見極めている。過去5回の会合で円高・円安の動きが交錯した経緯が整理され、今回も同様の動きが想定される。
2026年の日銀金融政策決定会合は計5回実施され、その日米の動きは会合ごとに陰線(米ドル安・円高)3回、陽線(米ドル高・円安)2回となっている。1月23日には日米の当局が円安を抑制する動きを見せ、米ドル/円は急落した。7月31日には日米協調の円買い介入が行われ、再び米ドル/円は急落した。
過去の会合日を見ると、米ドル/円は会合日160円前後で推移しており、当局の円安阻止姿勢への警戒から円安も限定的にとどまっている。介入が実施された局面では大きく円高に振れる傾向がみられた。
2026年に入って以降、これまでの会合は全て160円前後で推移しており、今回もこの水準を下回る可能性があるとの見方がある。ヘッジファンドの取引動向からは、120日MAより米ドル安・円高水準で推移している場合、米ドル売り・円買いの利益が出やすいとの見方が示されている。