9月3日の東京株式市場で日経平均は前日比111円16銭安の6万4214円48銭で取引を終え、一時は300円超の上昇場面もあったが、インフレ警戒が上値を抑えた。TOPIXは堅調に推移した。
9月3日の東京株式市場では日経平均株価が前日比で111円16銭安の6万4214円48銭で取引を終えた。朝方は米国株高を背景に買いが先行し、一時300円を超える上昇場面も見られたが、引けにかけては上値追いを抑える展開となった。東証プライム市場の売買高は25億7888万株、売買代金は7兆5770億900万円、銘柄全体では値上がり805、値下がり686が並んだ。
市場では米long-term金利の一時下落を受けて資金調達コストの上昇懸念が和らぐ場面があった一方、中東情勢の不透明感や原油高に伴う物価上昇懸念が投資家心理を冷やし、日経平均の重荷となった。前場の高値を上回る場面もあったが、6万4500円台で買い気を欠く展開となり、6万4000円を割り込む場面も見られた。
後場に入ると前場の実質的な高値を上回って始まる場面もあったが、戻りは鈍く、引けにかけても前日終値を意識した重い展開が継続。ハイテク株の影響が残り、今後1週間の戻りが鈍いままであれば移動平均線の下落転換が起こり得るとの見方も出た。