10月下旬の決算発表を控えたAI・半導体関連銘柄を中心に、時価総額1兆円超の主力11銘柄を対象とした大幅増益の見通しが紹介されている。その中にはキオクシアホールディングスとイビデンも含まれる。読み手は、今後の決算発表を契機とした株価動向に注目したい。
日経平均の下落局面を背景に、今後の決算発表時点で大幅増益が見込まれる銘柄を抽出するスクリーニングが紹介された。対象は東証プライム上場で時価総額1,000億円以上、3月決算銘柄、決算発表が10月26日から30日までに予定、アナリスト3名以上の予想EPS公表などの条件を満たす企業とされている。結果として時価総額が1兆円以上の主力銘柄が並ぶリストとなっている。
キオクシアホールディングスはNAND型フラッシュメモリーの大手としての地位に加え、サンディスクとの合弁を含む体制で世界トップ級の生産量を持つとされる。第1四半期の売上高は1兆7,671億円、営業利益は1兆2,700億円と大幅な伸びを示し、第2四半期も同規模の増益を見込む計画が示されている。市場予想PERは低水準が予想されている点が注目される。
イビデンはICパッケージ基板事業で世界トップ級の地位を持ち、エヌビディア向けの取引が特に重要視されている。第1四半期の売上高は1,232億1,900万円、営業利益は268億8,000万円で、同社は2027年3月期の業績予想を上方修正した。エヌビディアやインテルから前払い資金を得て設備投資を進める方針も示されている。