バロックジャパンリミテッドは2027年2月期の連結業績予想を大幅に下方修正し、黒字予想を赤字転換に変更した。主力ブランド不振と新ECシステムのトラブルが赤字転落の要因として挙げられている。
バロックジャパンリミテッドは、2027年2月期の連結業績予想を下方修正した。修正後の売上高は508億円(前期比1.3%減)、営業利益は1億1100万円(前期比削減率65.4%)、純損益は6億9600万円の赤字となり、最終損益は黒字予想から赤字へ転じる見通しである。
3~8月期の実績では、売上高234億円(前年同期比5.4%減)、営業損益は9億400万円赤字、純損益は14億円赤字だった。賃料上昇と中国人インバウンド減少に伴う旗艦店の閉店判断も影響している。
再建に向けた取り組みとして、ECの出荷遅延トラブルは上期中に解消済みとされ、マウジーのデニム提案強化やラグア ジェムの情報発信強化など、ブランド軸の立て直しを図る方針が示されている。米国事業は売上高は前年を上回るものの費用の上昇で減益となり、ニューヨーク直営店の閉店により海外店舗はフランチャイズ店舗のみとなっている。
なお、2026年3~8月期の連結実績として、売上高234億円、営業損益赤字9,400万円、純損益赤字14億円が記載されている。下期に向けて経営体質の転換と効率化を進め、非効率な経費削減を進める方針が示されている。
バロックジャパンリミテッドは旗艦店の閉鎖やECトラブルの影響を受け、下期の業績回復に向けた施策を加速する見通しである。