三菱倉庫の斉藤秀親社長が、阪急阪神エクスプレスの株式取得を発表した報道を受け、買収を通じたトータルロジスティクス企業への成長方針を説明した。
三菱倉庫の斉藤秀親社長は2026年11月2日、国土交通省本省で記者会見を開き、10月30日に発表された阪急阪神エクスプレスの株式取得について説明した。
斉藤社長は、今回のM&Aを“大きく変化する事業環境の中で、三菱倉庫を次のステージへ進化させるための戦略投資”と位置づけ、陸・海・空を結ぶサプライチェーンの全体最適を支えるトータルロジスティクス企業を目指すと強調した。
買収後のフォワーディング売上高は単純合算で1688億円となり、国内市場では第4位の規模に達する見込み。また、三菱倉庫グループの海外売上高比率は現在の約20%から約31%へ拡大する見込みだ。
今後はPMIを3年をめどに進め、取得直後の一時的な費用影響を乗り越えつつ相乗効果を積み上げ、EPSのプラス達成を目指す。医薬品・自動車・半導体など重点分野で航空貨物を活用したサービス強化も計画されている。