積水化学工業は27年3月期の連結業績予想を発表。営業利益は前期比16%増の1230億円、売上高は1兆4910億円へ上方修正した。中東情勢の緊迫化を背景に原材料費の転嫁が進む見通しである。
積水化学は2027年3月期の連結業績予想を公表し、営業利益を1230億円(前期比16%増)とした。売上高は1兆4910億円を見込み、従来予想を826億円上回っている。純利益は据え置きとなる。年間配当は従来計画から1円増配の82円を見込む。
同社が生産・販売するペロブスカイト型太陽電池は、公共施設を中心に4〜9月までに計8件を納入した。西田達矢専務執行役員は、通期で約10億円弱の売り上げを見込んでいると述べた。
27年4月から大阪・堺工場で10万キロワット級の量産を開始し、上期から製品供給を開始する予定。設置場所や施工コストに合わせて製品ラインアップを3種類展開する。
27年4〜9月期の連結決算は、売上高が前年同期比11%増の7017億円、純利益が同10%増の347億円だった。原材料費の転嫁が進み、先端半導体向け部材の需要も堅調だった。