GFがニューヨーク州に半導体新工場を設置すると発表。供給先はルネサスエレクトロニクス、装置は東京エレクトロンが納入し、事業規模は最大約210億ドル(約3兆円)に上る。
米東部ニューヨーク州に半導体工場を新設する計画を、グローバルファウンドリーズ(GF)が発表した。事業は日米政府の対米投融資枠組みに基づくもので、規模は最大約210億ドル(約3兆円)に達する見通しとされる。
新工場では自動車や産業機器、通信インフラ向けの半導体を生産し、ルネサスエレクトロニクスへ供給する。製造装置は東京エレクトロンが納入する。
ルネサスは演算処理用のロジック半導体の調達を検討しており、GFとの協業は今年2月に発表した次世代自動車向け半導体の共同製造計画を具体化する。
日米の供給網強化と地政学リスク対応を目的とするもので、熊本地震後の災害リスク分散にもつながるとの見方がある。対米投融資の進捗としてはこれまで計6件、総額1090億ドルが合意済みで、全体の約2割に相当する。