RISCON TOKYO 2026で、JDRONEとエクセディ系が国産の消防用放水ドローンの拡充を披露。屋内点検用のガス検知ASIO Xと定点監視用のHOVER EYEも紹介された。
RISCON TOKYO 2026で、JDRONEおよびWorldLink & Companyはエクセディが開発を進める国産消防用放水ドローンと、ガス検知機能を搭載した屋内点検ドローンASIO X、係留給電型の定点監視ドローンHOVER EYEを展示した。放水ドローンは、消防車が進入困難な場所での消火を想定した機体群として紹介された。
放水ドローンは全長約2.84m×全幅約2.86m×高さ約0.84m、重量はバッテリーを除き44kg、最大離陸重量125kg。水は地上のポンプ車から供給され、機体下部の放水ホースを通じてノズルへ送られ、上空から放水する。高度30mから水平方向12m以上の距離で毎分約400Lの放水を目標としている。
開発の課題として、放水ホースの重量約50kgと放水時の反動力への対応が挙げられ、現時点の飛行時間は最大約10分を想定。今後は現場条件に応じて飛行時間の延長や自動化・AI支援の検討も進められる見込み。機体の基幹システムは国内開発を優先し、フライトコントローラーを含む主要技術の国産化を進める。
ASIO Xは全周ガードの屋内点検機で、メタン・硫化水素・酸素・一酸化炭素の4種を検知するマルチガス検知器を搭載。最大飛行時間は約20分、国内総代理店はFINDiおよびSkyLink Japan。HOVER EYEは係留給電型で最大30m上空の定点監視を想定し、現場へ機材を持ち込み上空から状況を把握する用途を検討している。