アクセルスペースホールディングスは27年5月期の連結最終損益予想を下方修正。衛星の減損損失計上と契約解除協議の開始を背景に、赤字幅が拡大する見込みとなった。
超小型衛星の開発を手掛けるアクセルスペースホールディングスは6日に、27年5月期の通期予想を引き下げた。衛星の故障に伴う減損損失の計上が大きな要因で、従来の赤字額を上回る見通しとなっている。
地球観測用の小型衛星GRUS-3全7機のうち4機で高速通信系統の不具合を恒久故障と判断。これに伴い、商用運用が不可能となったため、18億7900万円の特別損失を計上する。
エンジンの軌道上実証サービスを巡り、ペールブルー社から契約解除に関する書面を受領し、解除に向けた協議を開始した。これらを反映して、通期の連結最終損益予想は赤字36億5000万円へ引き下げられた。
同社は9月29日に衛星の通信系統不具合を公表しており、7日には株価が急落後に一時プラス圏へ戻ったものの、後場には前日比18円安の302円まで下落した。