ナスダック100が高値から10%下落して調整局面へ。11月はバリュー株や高成長以外の銘柄へ資金が移動するとの見方が示され、AI投資は依然継続する見通しが語られる。
ナスダック100は直近で高値から約10%下落し、調整局面に入ったとされる。一方で10月はテクノロジーと通信以外の全セクターが上昇し、11月には資金がバリュー株や売上高・利益成長が改善している企業へ移ると見込まれている。AI投資の成長率は鈍化するものの支出は続くとの見方が示され、個別銘柄の選択が重要になる。
「GDPNow」によると7-9月期の米国GDP成長率は3.4%で、個人消費が2.5ポイント寄与した。10月の小売売上高は前年比9.3%増と堅調で、実質個人消費はインフレ調整後でも2.5%の伸びを維持。市場は全体の成長率の改善を重視し、相場の強気姿勢を保つ要因として挙げられる。
S&P500構成企業の決算進展は良好で、60%が決算を出し82%が予想を上回った。増益率は30.2%、増収率は13.4%へと上昇し、11セクターすべてが前年同期比で増益。今後12カ月の予想PERは18.7倍まで低下する見通しで、強気の見方が維持されている。
参考事例として、均等加重指数とナスダック100の動きの差が9月下旬以降拡大しており、資金の市場内移動が起きている可能性が示唆されている。今後は個別銘柄の選択が一層重要になるとの指摘もある。