日本デザイン振興会が2026年度グッドデザイン賞の結果を発表。大賞にはヤマハの専用マイク付きドラム拡張モジュール「EAD50」が選ばれ、審査体制はビジョンの体現を重視する新しい評価軸へと刷新された。
今年で70回目を迎えたグッドデザイン賞の結果発表が行われ、受賞件数は1484件に決定した。新たな審査委員長には中川政七商店の元会長・中川淳氏が就任し、ビジョンをデザイン評価の軸に据える方針を打ち出した。
大賞を受賞したヤマハの「EAD50」は、バスドラムにセンサーユニットを装着するだけでドラムセット全体を高音質で収音できるドラムPAソリューション。従来の多本マイクとPAエンジニア依存の音響調整を、ドラマー自身が手元で直感的に操作可能とする。
EAD50は2026年4月に発売され、設営時間の大幅短縮とデジタル音源化による表現の幅拡大を実現すると評価された。ライブや練習、教育、オンライン配信など、さまざまな場面での活用が想定される。
審査の新しい視点として「企業のビジョンを体現しているか」を重視する方針が示され、エントリー用紙に記述したビジョンとデザインがそれを具現化しているかどうかが審議で焦点になった。