外国為替市場で円高が進み、一時1ドル=152円台まで上昇した。日米金利差の見通しが動く中、片山財務大臣は投機的動きを改めてけん制した。
外国為替市場では円買いの動きが優勢となり、円相場は一時1ドル=152円台をつけ、約半年ぶりの高値水準となった。今週に入ってから約7円程度円高が進んだとの観測が伝えられている。
市場要因として、米国の中央銀行であるFRBの利上げ観測がやや後退した一方、日本銀行の利上げ加速観測が高まることで日米の金利差の縮小が意識されているとの背景が挙げられている。
こうした状況の中、片山さつき財務大臣はきょうの会見で秩序ある為替相場の維持に取り組むと述べ、投機的な動きを改めてけん制した。
市場関係者は今後の動向として、日米の金利差や市場の流動性動向、政府・日銀の協調介入の可能性などを注視している。