韓国の半導体産業への投資上乗せが100兆円規模へ拡大する公算が高まる中、サムスンは“産業不毛の地”とされる区域に工場群を新設する計画を示した。
韓国の半導体産業は空前の活況を呈しており、サムスン電子の2026年純利益は前期比8倍の約38兆円に達する見通しとされる。一方でメモリー半導体では中国企業の台頭が始まっていると指摘されている。
6月29日、韓国大統領府(青瓦台)にはメモリー半導体の世界首位を争う2社の経営トップが並んだ光景が伝えられ、半導体を巡る国家間の競争の一端が露わになった。
本記事は、半導体をめぐる国家や企業の攻防を描く書籍をもとに、韓国のエピソードを4回連載で紹介する形式の連載企画の一環として構成されている。
関連するテーマとして、地政学対応の半導体工場新増設計画や半導体需要サイクルと不足による調整の文脈が本文内で言及されている。