ギックスは2026年6月期に売上高2,765百万円、コア営業利益92百万円の黒字化、営業利益25百万円の黒字化を達成。収益構造改革の成果が表れ、増収と黒字化だけでなく構造転換の進展が評価された。
ギックスの2026年6月期の連結業績は、売上高が前期比15.3%増の2,765百万円、コア営業利益が167百万円改善して黒字転換、営業利益が25百万円(前期は損失)となった。従来から重視するコア営業利益の黒字化が達成され、のれん償却費やM&A関連費用を吸収後に営業黒字を固めた。
期初の修正予想と比較すると、売上高はレンジ内へ着地した一方、コア営業利益は上振れで上限近辺となった。大型案件の開始時期が後ろ倒しとなり、期初目標の売上高3,500〜4,000百万円、コア営業利益240百万円には届かなかった。
収益構造の転換は「利益を伴う継続的な成長」へ向けた取り組みの進展にある。案件単位の収益管理や固定費・外部リソースの最適化を進め、四半期ベースの生産性課題にも対応を進めている。
AI時代を見据えた新サービスの整備も進み、AI wrappingやセマンティックレイヤー構築支援、AIPの提供などが拡大。LINEヤフーとの協業を通じたマイグル活用やデータ活用支援が強化された。
顧客基盤も拡大し、Aクライアントは4社、Bクライアントは15社へ増加。既存顧客の他部署展開も進み、生産性課題として1人当たりの売上高7.3百万円は今後の課題として挙げられている。