マツダと矢崎総業が車載ワイヤーハーネスの近場化と自動化を進める新生産方法を、CX-5から導入すると発表した。国内工場近郊での部品生産と生産工程の見直しを通じ、供給安定とコスト競争力の向上を目指す。
10月15日、マツダと矢崎総業は車載機器の電力・情報伝送を担うワイヤーハーネスの近場化と自動化を推進する共創を公表した。新しい生産方法をCX-5に搭載して国内生産の強靭化を図り、部品を完成車工場の近傍で生産する体制を目指す。
同取り組みでは、製品設計と生産工程を同時に見直すことで、ワイヤーハーネスの種類数を先代比で約80%削減する成果を重視している。これは自動化の導入だけでなく、設計段階からの連携を強化した結果と説明されている。
矢崎総業は世界有数のワイヤーハーネスメーカーであり、日本国内での開発初期からの工程見直しを通じて、国内生産の競争力強化へ寄与するとしている。マツダとの共創は国内経済にとっても重要と位置づけられている。
今回の取り組みは、国内の生産・物流の安定化と環境負荷の低減を追求するもので、将来的にも同様の共創領域が拡大する可能性があるとの見方が示唆されている。