ヒューリックリート投資法人は第25期決算を公表。1口当たりの実績分配金は4,000円で、期末ポートフォリオは63物件、資産規模は4,241億円となった。
ヒューリックリート投資法人が第25期(2026年8月期)決算を発表した。前期比では5%減益となり、季節要因によるホテルの変動賃料減少や売却物件の減収、交換差益の減少、支払利息の増加が要因として挙げられている。1口当たりの分配金は前期比1.2%減の4,000円となった。
期末のポートフォリオは63物件、資産規模は取得額合計で約4,241億円、有利子負債比率は46.6%(時価ベースの有利子負債比率は38.4%)と開示された。現金留保の取り崩しは6百万円で、分配金は据え置きとなっている。
第26期(2027年2月期)には「QUARTZ SHINSAIBASHI」など2物件の取得と「ヒューリック麹町ビル」など3物件の売却を予定しており、季節要因によるホテルの変動賃料の増加が見込まれる一方、売却益の減少と支払利息の増加により前期比8.3%減益を見込む。分配金は1口当たり4,000円を維持する見通しで、有利子負債比率は約49%程度へ上昇する想定。
第27期(2027年8月期)は物件売却を予定しており、現時点で未契約。売却益は6,520万円に相当する見込みだが、季節要因によるホテルの変動賃料減少と支払利息の増加で前期予想比0.4%減益を見込む。内部留保から503百万円を取崩し、分配金は4,000円を維持する方針。今後もNOI年平均3%成長と時価ベースのLTV余力の活用を図り、巡航ベースの1口当たり利益年平均2%成長を目指すとしている。