周生生は2026年上半期の継続事業純利益を21億〜22億香港ドルに上方修正。寄り付き時点で株価は11%超高で13.4香港ドルをつけた。
香港の宝飾品小売大手・周生生は、2026年上半期の継続事業からの株主帰属純利益を21億〜22億香港ドルと上方修正した。これを受け株価は朝方に11%超上昇して13.4香港ドルを付け、売買代金は約273万3,600香港ドルとなった。
上方修正の主因として、小売事業部門の売上改善と貴金属貸付の時価評価における未実現利益の計上が挙げられ、前年同期の未実現損失から改善が見られた。市場関係者は今回の修正幅が一部投資家予想を上回るとの見方を示している。
事業構造の観点では、中国本土・香港・マカオなど主要市場での店舗構成を見直し、高粗利商品の比率を高める方針が続く。貴金属貸付の未実現利益は非現金項目であり、実際のキャッシュインには直結しない点にも留意が必要だ。
周生生は8月末までに中間決算の財務データを公表する予定で、各事業セグメントの業績や未実現利益の実際の規模を詳しく検証できる見通し。