16日の日本株市場は自律反発を意識した買いが先行する見通しだが、半導体株の動向を見極めつつ戻り待ちの売りが入りやすい需給状況が想定される。
日経平均は前日の米国市場の流れを受けつつも、半導体株の底打ちを見極める展開となりそうだ。日経先物は夜間取引で前日比の水準を回復する場面もあったが、SOX指数の7日続落など米国市場の半導体関連の弱さが相場全体に影響する可能性がある。
米長期金利が低下する局面で国内国債の買いが増え、円相場は1ドル158円台で推移している。これにより、日中の需給はシカゴ先物に連動する格好での展開が見込まれる。
前日までのマイナス要因を受け、半導体やAI関連株のインパクトが大きい銘柄が指数の動向を左右しそうだ。アドバンテストやキオクシアHD、ソフトバンクグループ、東京エレクトロンといった銘柄が注目され、個別の決算発表を手掛かりにした動きが重なる可能性がある。
全体としては半導体の自律反発を意識しつつ、内需系やディフェンシブ株への需給シフトが進む見通しで、戻り待ちの売りが入る場面も想定される。決算発表銘柄の動向が相場の焦点となる可能性が高い。