ゴールドマン・サックスはTSMCの12カ月目標株価を3100台湾ドルから3300台湾ドルに引き上げ、2027年と2028年の設備投資予測を大幅に上方修正した。AI需要の広がりとテキサス新工場の初期費用を反映した内容で、株価目標の引き上げと投資計画の上方修正が同時に発表された。
ゴールドマン・サックスはTSMC(2330.TW)の12カ月目標株価を3100台湾ドルから3300台湾ドルへ引き上げ、約28%の上昇余地を示した。アナリストは投資判断を「買い」で維持している。
同時に2027年と2028年の設備投資予測をそれぞれ780億ドルと820億ドルから850億ドルと980億ドルへ大幅に上方修正した。背景には設備サプライヤーのコストインフレとテキサス州新工場の初期支出がある。
アナリストはAgentic AIがサーバーCPU需要を加速させ、AI需要がGPUアクセラレーターからCPUやネットワークチップ分野へと広がっていると指摘した。
テキサス新工場の量産開始は2032年以降になると見込み、N3/N2プロセスの生産能力は2027年末時点で月産20万枚/14万枚、2028年末には22万枚/20万枚へ拡大すると見込まれる。
CoWoSの年間生産能力は2025年の67.5万枚から2027年273万枚、2028年348万枚へと増加する見通し。