大手証券3社が2026年度の経常利益見通しを上方修正。半導体需要の急拡大や鉄鋼・非鉄の値上げ進展が背景とされる。
大手証券3社は2026年度の主要上場企業の経常利益見通しを前回6月時点から引き上げた。対象企業は約200社程度で、野村證券・大和證券・SMBC日興證券の3社がそれぞれの新予想を公表した。
野村證券は自動車・電機・精密の分野を中心に増益率を大幅に上方修正し、特にキオクシアホールディングスを含む電機・精密株の見通しが大きく上方修正された。生成AIの普及により半導体需要が急増すると分析されている。
大和證券は鉄鋼・非鉄の見通しを引き上げ、販売価格の上振れを理由に今期の収益見通しを上方修正した。非製造業では小売り関連の業績寄与も高まると見込まれている。
SMBC日興證券は自動車・鉄鋼・非鉄のほか、円安の影響により一部企業の経常利益予想を改善。為替レートは1ドル=約156.1円から160円のレンジを設定している。