戦前に海外へ輸出されていた洋風陶磁器「オールドノリタケ」を中心に、名古屋市東区の横山美術館で約600点の企画展が開幕した。会期は来年の3月22日までで、盛上などの技法を用いた作品も多数展示される。
名古屋市東区の横山美術館で、「優美なるオールドノリタケ×ノリタケ」展が始まった。展示は戦前に海外へ輸出されていた「オールドノリタケ」の作品を中心としている。
会場にはティーセットや葉巻を入れる器、ネイティブアメリカンが描かれた皿など、輸出先の生活様式や文化を反映した陶磁器が並ぶ。代表的な技法として、手作業で立体的な装飾を施す「盛上」が挙げられている。
会場には戦後以降の作品も含め、約600点が展示されており、来年の3月22日まで開催されている。来場者は当時の海外市場と日本の陶磁器技術の接点を間近で観察できる機会となる。
本展は名古屋の美術館が取り組むコレクションの紹介として位置づけられ、オールドノリタケの多様な作品群を通じて戦前の輸出文化を伝える狙いがある。