来週の日米金利動向を背景に、ドル/円は再び160円を試す展開が見込まれる。FOMCのタカ派的利上げと日銀のハト派的な姿勢が円安圧力を強めるとの見方が示されている。
来週のドル/円は160円付近を試す展開が見込まれる。FOMCでの利上げが市場にタカ派的な印象を残し、日銀の利上げがハト派寄りと受け止められたことが円売りの材料となる可能性がある。日銀の植田総裁は今後の利上げペースを特定せず、議論を通じて政策を決定していく方針を示した。片山財務相が協調介入を辞さない姿勢を示したことも、市場の介入警戒感を高めた。
ただし、日銀の金融政策決定会合後には円買いが一時見られる場面もあったが、結局は円売りが優勢となり、ドル/円は上値トライの継続が想定される。来週は米・経済指標や講演者の発言が材料となり、158円台半ばを抜ければ160円を視野に入れた展開が想定される。9月下旬のイベントとして米PMIや住宅関連指標、米大統領・連銀総裁の講演が控えている。