日経平均は小反発となり、前場には一時900円超安まで売られたが米長期金利の低下を背景に下値を拾い切り返した。月次の市場動向として半導体株の動向やTOPIXの動きも併せて波及している。
25日の東京株式市場で日経平均株価は小反発した。前場は70円59銭高の6万5598円68銭で終了し、TOPIXは13.44ポイント高の4086.73と上昇した。寄り付き直後には日経平均が一時900円超安まで売られる場面があり、米長期金利の低下が下支え材料として意識されたことで下値を拾う動きが出て切り返した。
市場全体では、前日の米国市場でハイテク株が下落した流れを受けて半導体関連株の一角が売られ、日経平均の上値を抑えた。一方、プライム市場では値上がり銘柄が値下がり銘柄を上回る場面が多く、二極化の様相が続いた。後場には買い戻しの動きが強まり、日経平均は前日比で大きく上げ幅を拡大して取引を終えた。
午前の取引では、寄り付きから売りが優勢で、10時10分時点でも一時マイナス圏でのもみ合いが続いた。後場に入ると半導体関連株への買い戻しが進み、前場終値に比べて上昇幅を広げた。なおエヌビディアの決算発表を控え、積極的な買いは抑制されたものの、米金利の動向が市場全体の押し目買いを促す地合いとなっていた。