米国株は7月の雇用統計の鈍化を受けて反発し、9月の利上げ観測が後退。AI関連株の上昇と好調な決算が相場の下支えとなった。
米国株は7月の雇用統計で雇用者数が予想を下回り、7月は2万3,000人減少したと発表された。これを受けて9月にFRBが利上げに踏み切る可能性が後退し、市場の見通しは柔らかくなった。
3大株価指数は好業績銘柄の支えとAI関連株の上昇により、週間で過去最高クラスの上昇率を示した。
個別ではSpaceXが10.6%上昇、Atlassianが30.2%上昇、Microchip Technologyが13.8%上昇など、売上高が市場予想を上回った企業が目立った。ソフトウェア・サービス指数は上昇、Cloudflareは売上見通し引き上げで上昇した。
決算発表を行ったS&P500構成企業は400社超となり、そのうち85%超がアナリスト予想を上回った。Airbnbは売上高が予想を上回り上昇、一方Trade Deskは売上見通し下回り急落した。
市場のポイントは好調な企業決算と穏やかな金融政策シグナルを背景に、投資家が今後の経済動向と当局者の発言を注視することにある。