AI協働力を採用選考に活用したSHIFTの事例を公開。AIと人の協働をどう評価するかをファクトとデータで示し、成果だけでなく思考プロセスを重視する選考へ転換した点が要点です。
株式会社SHIFTはAI時代のエンジニア採用に際し、エンジニアのAI活用力を肌感ではなくファクトとデータで可視化する導入事例を公開した。導入はHireRooの評価機能を使い、従来の成果重視の選考基準から思考プロセス重視へと転換した。
導入の三つのポイントの一つとして、面接官の勘をデータで裏付ける体制が整い、AI協働力の定義に基づく評価が可能になった。二つ目は技術評価をコーディングだけでなく思考の過程へ振り向けることで、受験データをもとにどうAIを使い、どう指示したかを確認する体制となった。三つ目は検証の有無が不合格要因として影響していた点を指摘し、検証を重視する評価へ偏りが見られたことを示している。
本事例では、2026年7月時点の117万件超の評価データを含むSEI評価データの要約のほか、AI協働力の5領域の平均スコアが公開されている。最も低い領域は共同推論で48.6%、次いで環境構築57.6%、出力品質61.3%で、AIと対話しつつ自ら検証する力の不足が指摘された。
併せてホワイトペーパーの公開と、SHIFTのタクシーCM放映の告知もある。ホワイトペーパーはAI協働力の全体設計と評価データの解説を含み、タクシーCMは9月14日から2週間、東京エリアのGO搭載車内で放映予定。