北京で開幕した世界ヒト型ロボット運動会で、中国製ロボが100m走で9秒39の新記録を叩き出した。日本企業のロボットひとみんも初参戦し、準決勝で壁に衝突するなど競技は波乱含みとなった。
世界ヒト型ロボット運動会が中国・北京で開幕し、16の国から2000台を超えるロボットが出場した。開会式では兵士の行進やダンスが披露され、会場は高度な機械の競演でにぎわった。
開幕後すぐの100メートル走で中国メーカーの走るロボットが9秒39を記録し、男女を問わず人類最速記録のボルト記録を上回る結果となったほか、垂直跳び2m88cmの記録など、陸上・球技を含む51種目が競われた。
日本から唯一参戦したGMOインターネットグループのひとみんは400メートルを1分55秒で完走したがゴール後にバランスを崩して転倒した。準決勝では日本機がコースを外れ壁に衝突する事態となり、他国勢は速さを競い合わせた。
大会には発展途上のロボットも多く、100メートル走で自力で止まれずクッションに激突して大破する場面も見られた。一方で飲食店での接客など日常作業への応用を見据えた競技も行われ、技術の実用化に向けた開発競争が一段と激化する見通しだ。